↑ 若いころのユキ
↑ ボーイフレンドもできたが実らなかった
ユキと別れの朝を迎えた。
ユキを新しいダンボールの棺に移し
おかあさんが花や好物のおやつ
ペットフードを入れてくれた。
最後に、手彫りの千面仏に
感謝の気持ちを書き、 般若心経を唱えて蓋を閉じた。
↑ こんなおめかしをしたことも
お別れのし方に悩んだが
公営八事霊園の動物火葬場にお願いすることにした。
民間には読経から位牌、骨壷、お墓、遺影など
人間並みの設備で対応するお寺や業者が数多くある。
素朴で自然児の生き様を貫いたユキの
最後にはふさわしくないと思いとどまり
公営の施設を選んだ。
↑ 下園公園
八事霊園への道すがら
ユキと一緒に散歩した下園公園や
↑ 中ノ町公園
↑ 白川公園
中の町公園、白川公園に立ち寄り
思い出の場所にも別れを告げてきた。
火葬場の裏手にある動物専用の施設は
通常保冷室に安置して、そのまま別れるようだ。
幸い今日は空いていて
係りの人と一緒に合掌しながら
静かに見送ることが出来た。
↑ 名古屋の暑い夏はリビングで過ごした
今日からユキのいない生活が始まるが
何とか気を紛らわしながら
新たな暮らしの道を探りたい。