久し振りに、牧野が池緑地を歩いてきたが、
寒波もいくらか緩み、陽射しが心地よかった。
池には鴨などの水鳥がたくさん集まり、
相変わらず賑やかだ。
森は秋と冬が同居し、すっかり葉を落とした木の脇で、
名残の紅葉や柿の実も残っている。
雑木林を分け入った奥に、羽白美衣龍神社がある。
この地の主の龍が、ゴルフ場開発で棲み家を
追われることになった。
祟りを恐れた御嶽教の行者が、龍神を祀る
社を建立したと言われている。
掃除をしたり花を供える人も見かけるが、
今日は新しい注連縄が飾られていた。
街はクリスマスと迎春モードになっているが、
小さな社もお正月を迎える準備が整っていた。