名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

豪雪被害

2014年12月08日 | 雑感


今朝は久しぶりの快晴で、陽射しが眩しかった。
放射冷却の影響で冷え込みが強く、日陰の水溜りには、
薄っすらと氷が張っていた。



ここ数日の雪で、孤立した集落の映像が、
テレビから盛んに流れてくる。

海水温と上空の温度差で、大量の雪雲が発生し、
ゲリラ豪雪をもたらしたようだ。

雪に備えのない地方は、除雪体制や重機の
備えも手薄で、大きな被害が発生したのだろう。

海水温の異常な上昇は、漁業以外でも、様々な
被害をもたらしている。

釣り師が、坊主でがっかりする程度ならいいが、
生活や生存に影響を及ぼすようでは、ことは深刻だ。

雪の被害を大きくし、除雪作業を阻む倒木は、
ほとんどが植林された杉であることも気になる。

この程度の雪で、簡単に倒れる木を、道路際や家や
電柱の近くに植林するのも問題がある。

土石流や崖崩れの現場写真を見ても、根こそぎにされた杉の倒木が、
割り箸のように折り重なって崩れ落ち、被害を大きくしている。

間伐や枝打ちなど、手入れをしない植林地は、
自然の脅威を増し、被害を増幅している。

豪雪地帯では、家や道路際の植林を自粛して、被害減少に努めているという。
温暖化対策を含め、頻発する自然災害の、根本的な対策を急いでほしい。
コメント (2)
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