
雨の中を円空彫刻の稽古日で、会場の荒子観音寺へ出かけた。
2月3日の節分会に向けて、お寺では準備が進められれている。

特に今年は、荒子観音寺が尾張四観音の恵方に
当たるので、例年に比べると参拝客が多いと言われる。
尾張四観音は、荒子、笠寺、甚目寺、竜泉寺で、
いずれも1,000年以上の歴史を持つ古刹である。

徳川家康が名古屋城を築いたときに、城を中心に
四方に位置する4ヶ寺を四観音と定めた。
また、大吉をもたらす歳徳神がいる方角を恵方と呼び、
今年は名古屋城から見て、西南西にあたる荒子観音が恵方とされる。
最近は恵方巻が流行っているが、やはり恵方の
荒子観音に参拝し、福豆を食べた方がご利益がありそう。