荒子観音は、尾張四観音(荒子、笠寺、龍泉寺、甚目寺)の
一つで、 天平年間創建の古刹である。
今年は四観音の中で、恵方は荒子観音ということで、
例年に比べて参拝客が多いと言われていたが、言葉通り
朝から夜まで参拝客が途切れることがなく、
祈祷と豆まきを希望する人も切れ目なく続いた。
山門の外まで行列が続き、安全のため度々
入場規制が敷かれる程だった。
日頃、荒子観音の施設を借りて、円空彫刻をする
「木っ端の会」は、毎年節分祭の裏方を務めている。
朝から夜まで長丁場の手伝いで、いささか疲れたが、
無事勤めることが出来て、厄も去り運も開けることだろう。