今日も陽射しはないが、南の風が吹いて暖かい。
2月も残り一週間を切って、このまま春の陽気になるのだろうか。
失火した旧料亭「鳥久」の跡地は、整地されて、地鎮祭が行われていた。
不審を残す幕切れだったので、厄を払い安全祈願に力が入ったことだろう。
堀川を挟んで、対岸の納屋橋再開発エリアも、
建物がほとんど撤去され、広い空間に変わっていた。
その隣の朝日新聞印刷棟も、解体工事が進んでいる。
巨大な巻取紙の搬入や、出来上がった新聞の配送風景など、
子供の頃から見慣れていたが、すでに郊外へ移転して、もう見ることはない。
昼は、伏見の釣谷鮮魚店「別邸きときと」で食べたが、
古い民家を再生した店は、落ち着いた雰囲気でくつろげる。
都心部は、古い建物が取り壊されていく一方で、
古民家を店舗に再生する動きも増えている。