今日も雲一つない五月晴れで、
湿度も低く爽やかな一日だった。
毎週木曜日は、荒子観音寺で円空彫刻の
教室が開かれる。
お天気に誘われ、少し早めに出かけて、お寺の周辺を歩いてきた。
昭和40年頃まで、農村地帯であった中川区
荒子町は、今でも随所にその面影を残している。
車が普及する以前の狭い道が、今も生活道路
として使われ、生垣や板塀、長屋門、瓦屋根など、昭和の風情が色濃く残っている。
近くの富士権現社は、荒子城址で前田利家の
生誕地と言われている。
あおなみ線の開通以降は、マンションや
住宅が増え、荒子の里へも新しい波が押し寄せている。