名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

春の高山祭り

2007年04月14日 | セカンドルーム
春の高山祭りの見物に行ってきた。
毎年4月14.15日に行われる日枝神社の春の例祭を高山祭りと称している。
昨夜は雷雨と激しい風の荒れ模様だったけど、雨は朝のうちに上がり祭り日和となった。
屋台の引き揃えや祭列を見物し、からくり実演を見ようと陣屋の近くまで行ったけど、人込みで近付くことが出来なかった。
今年はちょうど祭りの日が土日のせいか、人出はいつもより多いようだ。

高山祭りが終わると、飛騨にも本格的な春が訪れると言われている。
今日は汗ばむような春の陽気で、文字通り祭りが春をつれて来たようだ。

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椅子の座編み

2007年04月13日 | セカンドルーム
 夕食後、椅子のフレームを居間に持ち込んで座をペーパーコードで編んでいる。
編み方は色々あるけど、今回は椅子のデザイン面から平編みにした。
直径3ミリの紐を数百メートル使って編むので、1脚完成するのに5~6時間ほどかかる。
テンションをかけて編むので、手のひらが赤くなり指にタコが出来てしまう。

機械で編むことが出来ないので、量産家具ではあまり見かけないが、軽くてクッション性もいいので愛好者は多い。
編み方は違うけど、デンマークのウェグナーが40年ほど前にデザインしたYチェアーは、ペーパーコードを使った椅子として今も人気がある。
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椎茸の植菌

2007年04月12日 | セカンドルーム
なめこに続いて、今日はナラの原木に椎茸の植菌をした。
このあたりでは桜が開花する頃に椎茸の植菌をするといわれている。
まだ桜は咲いていないけど、午前中かけて原木32本に駒菌を打ち終わった。
2週間ほど寝かせて、裏山の木陰に運べば今年の茸栽培の準備もすべて完了する。
秋の楽しみがまた一つ増えた。
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読後感

2007年04月11日 | セカンドルーム
先日、名古屋へ行った折に、名駅に出来た紀伊国屋書店でまとめて本を買ってきた。
団塊とか格差がすっかり流行語になっているので、その二つのキーワードを含む題名に引かれて買った「団塊格差」を読んだ。
アンケートを集計して分析した結果からは、キーワードを解くヒントは余り得られなかった。
「彼らの60年とこれからを考える」と述べているが、十把一絡げで評価される団塊の人たちもたまらないだろう。
所得が低いから不幸で、多いから幸せと言い切ることは出来ないし、団塊とかシニア、熟年など広い階層をひとくくりにして論じる傾向が強いけど、そこからは実態が余り見えてこない。

次に読んだ、浅田次郎の「月島慕情」は面白かった。
浅田の短編は好きだし、演歌的な題名と月島にちょっとした思い出があったので、平積みにしてあった中から1冊を選んだ。
人情の機微や男女の交情を切なく描く筆は泣かせるし、辛い過去や悲しみを引きずって生きる人を暖かく表現する優しさも胸を打つ。
結末も苦労人の作者らしい思いやりがじわっと伝わって来て、安直な格差論より説得力がある。
自分に忠実な生き様こそが、世代や階層、貧富を超えて大切であることがよく語られている。
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霜降る朝

2007年04月10日 | セカンドルーム
 昨日は山から冷たい風と一緒に、花びらのような風花が舞い下りてきた。
今朝はそのせいか、あたりが霜で真っ白になっていた。
里では桜が散り始めたというのに、ここの蕾はまだ固くて小さい。
日が高くなれば瞬く間に消えていくはかない景色は、5月のはじめごろまでよく見かける。

夏野菜は霜に弱いので、このあたりの露地栽培は5月上旬から始める人が多い。
その準備のために畑を耕したり堆肥を入れたりする人で静かだった田畑も少しずつ賑やかになってきた。
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花わさび

2007年04月09日 | セカンドルーム
 谷川沿いに群生しているわさびが白い花を付け始めた。
葉や花をおひたしにするとピリッと辛くて、春の香りは食欲をそそる。
水洗いしたわさびの葉をビニールの袋に入れ、塩と砂糖をまぶしてしばらく置いておく。
それに熱湯をかけ、好みで鰹節やしょうゆで味を調えれば出来あがる。

わさびはあちこちに生えているけど、山菜採りや渓流釣りに来た人たちが根こそぎ掘ってしまうので、年々少なくなっていく。
野生のわさびは根茎が小さいので、食べる分の葉や花芽だけを採るようにすれば毎年春の味覚が楽しめるのに・・・
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つくしん坊

2007年04月08日 | セカンドルーム
田んぼの畦につくしん坊がたくさん顔を出していた。
昨日までは気が付かなかったけど、枯れ草の間から頭だけを覗かせている。
毎朝霜がおりて寒いので、背伸びするのをちょっと躊躇しているようだ。

今日は吸い物の具にしたけど、少しほろ苦く、ほんのりと春の香りがした。
水で晒したり、湯がいてあくを落としたり、穂を捨てたりする料理法もあるようだが、野山の食べ物は余り手を加えないで食べたほうがおいしいようだ。
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御岳遠望

2007年04月07日 | セカンドルーム
ここ岩井町から美女峠まで通じている広域農道の、冬季閉鎖が解除された。
山の尾根を縫うように走る道は、展望が利くので季節ごとの景色が楽しめる。
完全舗装の道だけど、交通量が少なく車よりカモシカに出会うほうが多いくらいだ。
飛騨には余り利用されていない立派な道が、山中を縦横に走っている。

カーブで位置が変わるごとに、北アルプスや乗鞍岳、御岳、白山などが次々に眼前に現れる。
今は花も新緑も無く少し物足りないけど、残雪の山はきれいに見えた。
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絹さやえんどうの発芽

2007年04月06日 | セカンドルーム
今朝、雪の消えた畑を見に行ったら、去年秋に蒔いておいた「さやえんどう」の小さな芽が所々で顔を出していた。
まだ気温も低く、霜をかぶって寒そうなので、もうしばらく土の中で眠って居たほうがよかったのに・・・
せっかく出てきたので、元気に育つように小枝で霜除けを作ってやった。

えんどうは5月頃に赤紫の花を付け、7月頃まで収穫が出来る。
去年は食事のつど10個ほどを切り取っては食べていたけど、甘くて瑞々しい食感は初夏の味だった。
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椅子の仮組み

2007年04月05日 | セカンドルーム
先日、椅子の部材加工で、やり残していたホゾ加工をして仮組みをしてみた。
椅子の中にスツールがスライドして入る組子構造なので、寸法取りの精度が求められるが、今回はぴったりと合った。
これで調整のため、部材を切ったり削ったりする手間が省けた。

あとはもう一度分解して脱着用の溝を椅子に掘り、スツールにレールを取り付け、部材の表面を研磨してから本組みをする。
最後に塗装をして、ペーパーコードと布テープで座を編めば完成する。
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高山へ

2007年04月04日 | セカンドルーム
今朝、名古屋を出るときは、風が冷たかったけどよく晴れていた。
いつも通る「せせらぎ街道」の峠を越える頃は、すっかり黒い雲に覆われていた。
犬の散歩をさせるために外へ出たら、峠の温度計は真冬並みの0度を表示し凍える寒さだ。
お昼頃、家に着い時は雪が激しく降り始めて、あたりは瞬く間に白くなっていく。

外も寒いし家の中も冷え切っていて、いつものことながら暖かい名古屋から来ると、しばらくは体がついて行かない。
やはり飛騨の春は、そう簡単には来ないようだ。


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ミッドランドスクエア

2007年04月03日 | セカンドルーム
名駅に完成した名古屋一の超高層ビル「ミッドランドスクエア」へはじめて入った。
オープンして1ヶ月程になるけど、ウィークデーにもかかわらずショッピング街もレストラン街も人で溢れていた。
昼食をとるつもりだったけど、どの店も長い行列が出来ていたので、諦めて他へ行くことにした。

これだけの賑わいが続いていれば、きっと人気スポットとして定着していくことだろ。
名古屋の新ランドマークは、上々のスターと切ったようだ。
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新年度

2007年04月02日 | セカンドルーム
昨日、高山を出る時は肌寒かったけど、名古屋は汗ばむ陽気で桜も咲いていた。
新年度がスタートし、新しい制度や法律が施行されたり、新入社員や新入生達の生活が始まる。
例年のことで、最近はあまり意識していなかったけど、今年は我が家でも二人が新しくスタートを切ったこともあって、年度がわりを強く感じた。
専業主婦をしていた娘が3年間の学業を終えて、看護士として病院に就職し、その長女も小学校へ入学する。

病で苦しむ人達の支えになるならと、エールを送り協力してきた妻は、引き続き娘家族に取られて高山への足は益々遠のきそう。
少々の不自由は我慢して、鯛の尾頭付きで二人の門出を祝った。

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山里の春祭り

2007年04月01日 | セカンドルーム
岩井神社で春の例祭が行われ、これから始まる農作業の安全や五穀豊穣を田の神様に祈った。
巨木の茂る鎮守の森で執り行われる神事は、厳かでそこには神が宿り、氏子達を見守っていることが実感できる。
山里の春祭りは、長い冬が終わって、待ちに待った春の訪れをお互いに喜び、お供えを肴にお神酒をいただきながら集落の人々のつながりを深める場としての意義も大きい。

過疎化と高齢化が進む山間地農業は、水路や農道の維持、害獣の防除など、お互いに支え合わなければ成り立たない。
生活に根付いた過疎地の祭りは、そのことを再確認する機会にもなっているようだ。

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