連休の中日も朝から青空が広がり、行楽日和になった。
予定は何もないので散歩で白川公園へ行った以外は、阿弥陀菩薩像の摸刻や、ラグビー大学選手権のテレビ観戦などで一日過ごした。
初めて取り組む阿弥陀菩薩は、全体の粗彫りをして、集中力の必要な顔は明日に残した。
ラグビーは、早稲田が善戦したが、帝京の5連覇を阻むことが出来なかった。
準優勝の賞状を、涙で受け取っていたのが印象的だったが、この悔しさは次の日本選手権につながるだろう。
日経メールニュースを読んでいたら、「今年の円、110円うかがう 株は1万9000円視野」の文字が躍っていた。
4月の消費増税後に一時的に需要が減少するものの、景気腰折れは避けられるが、日米の金融政策や国内外の政治の動向次第ではシナリオが崩れるリスクもあると分析している。
そんな中で、朝鮮日報の日本に関するニュースのトーンが変わってきた。
今も、安倍首相の靖国参拝や歴史認識に関して、海外メディアや首脳を巻き込んで、過激なキャンペーンを展開しているが、アメリカやEUから行き過ぎをたしなめられたり、足元を円安・ウォン高に揺さぶられて、反日の勢いが少し衰えたようだ。
韓国トップの新聞がコラム欄で、、珍しく弱気な論調で、陰りが見えたサムスンや現代自動車の状況を書いている。
記事を要約すると、2-3年前に盛んに唱えられた「韓日経済逆転論」は、現在の状況下で跡形もなく消えてしまった。
スマートフォン、液晶テレビなど韓国が世界首位の品目ほど、日本製の素材・部品への依存度が70-80%に達する。
それだけに、「日本が故意に供給を中断すれば、サムスン、LG、現代自の工場がストップしてしまう」との警告も聞かれる。
好調な日本経済とは異なり、韓国経済は依然凍りついている。特に企業の投資意欲と気力は回復の兆しすら見えない。
朴大統領が新年に余裕でゴルフを楽しみ、周辺国に「韓国の経済と企業を学べ」と自信たっぷりに叫ぶその日の到来を願ってやまない。と、やや自嘲気味に締めくくっている。
暇な折に、オンライン版朝鮮日報を覗いているが、日本に対して弱気な記事は珍しい。
過去の歴史認識にこだわり、中韓が孤立するのは、一利もないことが分ってきたのだろうか。