旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ベルサイユを見学してから空港へ

2019-05-28 12:58:55 | フランス
「きのうのエッフェル塔からこんなのが見えてびっくりしたんです」

え?モンマルトルの丘から黒煙があがっているではないか!
そりゃあびっくりする。でも単純に火事ということだったらしい。
**
帰国便は夜なのでベルサイユに行く日程になっている。
予約は10:10.パリの環状線は混雑。
あ、今ぶつかった!↓白いトラックのドライバーが居眠りしていて黒い乗用車に追突


09:50分ごろにベルサイユに到着。予約なしの個人客が前庭にとぐろを巻いている。
「このぶんだと予約入場も遅れそうだからゆっくりきてください」とガイドさん。
写真をとりながら「B」の予約口へ向かう。

どのグループを先に入れるのか、
係員が内部の混雑を勘案しながら決めている様子。
結局、予約時間から四十分遅れでの入場となった。

二階への階段になにかぶらさがっております↓

「ベルサイユは現代アートも展示しているのです」
そうそう、数年前に、ジェフ・クーンズの「風船犬」が宮殿の部屋にでーんと居るのにでくわしてびっくりしたっけ。

内部も混んでいる

礼拝堂↑ヘラクレスの間↓

↓ベルニーニが刻んだ「ルイ14世の胸像」は場所が変わっていた

↓さすがはベルニーニ。あ、目の中に♥が

↓鏡の間、そこから裏にある王の寝室方面に入れる

そこから宮殿入り口方向の中庭が見える↓

1789年10月5日、パリから行進してきた群衆に対して国王が姿を現したのがこのバルコニーなのだそうだ。
この日の午後、国王はパリに戻り、ベルサイユはその後どんどん荒れてしまっていた。
現在でも「当時」の姿をとりもどそうと日々「復元」が続けられている。

***

午後一時、パリにもどる。
映画館の前をとおったら↓

↑カンヌでパルムドールをとったはじめての韓国映画をやっている
↓こちらはなんと、1966年の名画「男と女」の続編だ↓

同じクロード・ルルーシュが監督している。

****
全日空はド・ゴール空港第一ターミナルから出発
免税手続きはフランスのモノの多くはこの機械がつかえるようになってだいぶん早くなったのそうだ

↓できた時は「未来の空港」などと呼ばれたという円形の第一ターミナルの中を見上げる

小松もはじめてパリに来た時にはおりたってびっくりさせられたが…
今となっては拡張できない出来の悪いSF映画のよう…

恐竜の首のような地下道を通り

かつてサテライト(衛星)と呼ばれたゲートから搭乗した


コメント
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