旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》屋久島+指宿 第二回 二日目

2017-04-23 12:52:19 | 国内

JRホテルの朝、すぐ近くの谷崎鼻(たんざきばな)灯台へ散歩



今朝は雲があって日の出は見えないが、それでも価値あります  


朝食をゆっくり。コーヒーはテイクアウトして昼食ナシに備える(笑)


いちばんに訪れたのは屋久杉自然館。


江戸時代、★屋久杉を伐採したあとに「平木」に加工する方法を、今回やっと認識した。木目がまっすぐならば、斧をいれて上から木槌でたたくと、きれいに割れるのだ。なるほど、それで、木目のまっすぐなとこから伐採していのか。三回目でよく理解できました(^^)↓




★世界の巨木比べの図↓6月に訪れるセコイア&キングスキャニオンの「シャーマン将軍の木」車で簡単に行けます。縄文杉よりずっと楽に(笑)↓



**


紀元杉、そしてヤクスギランドのいちばん短いコースを一時間ほど散歩↓



周りの短いトレイルを歩くだけでも十分に森の雰囲気が感じられる↓







***大川(おおこ)の滝



もうひとつ上の展望台から↓



海側、同じ川が海へそそぐところにあるトローキの滝の場所も見下ろせる↓



****


午後三時過ぎにはサンカラホテルにチェックイン。このホテル、泊まるだけではもったいない。出来るだけ長い時間滞在することが重要なのです。バスは入口まで入れない。カートで玄関に到着そこから見晴らすテラスは、やっぱりスリランカの「ライトハウス」を思い出させる↓




ラウンジで、エステのうちあわせ中↓



小松はちょこっと、ジムも試してみる


夕方五時から、屋外テラスでヨガ教室を予定していたが、雲行きが怪しくなってきた。さすが屋久島↓



急遽、会議室に場所を移していただいた↓前回と同じくゴーシュ直子さん。全く初心者相手でも、敷居を低く楽しく、指導していただきました↓



しっかり身体をうごかしたところで、そろそろ夕食



***サンカラには二つのダイニングがある。前回は追加料金六千円を払ってグレードアップコースのレストランへ行った。※その時の話は→前回のブログ日記でごらんください。


今回はレギュラーコースのレストランへ。こちらも充分に美味しい。たとえていうなら、前者はアートのようにその時その場でだけ成立させられる一品モノ。


後者は、汎用性のある上級の料理↓


           

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《手造の旅》屋久島+指宿 第二回 一日目 その二 

2017-04-22 20:21:21 | 国内

「チューブより若葉出したり屋久島嶺」 今回の旅に参加された方からいただいた句


 屋久島は全体がとても濃い緑に覆われているが、西部林道地域は特にそれを感じさせる。海岸からいっきに千メートル以上に至る崖が何重にもなる森がかぶさっている。


圧倒的な、油絵具のチューブから絞り出されたような様々な種類の濃い緑が重なりあう。



そりゃあ、サルもシカもでてきます   


「大川(おおこ)の滝」はスケールも美しさもさすが百選



屋久杉は小さな木片でも良い香り雨の多い島に育ったので油分が多い。


途中、中間で巨大名がジュマロを見る↓



屋久島には七福神が置かれた村が七つ(当然)あるそうだが、中間は大黒様だった↓



***


屋久島カトリック教会の栃尾神父におねがいして、シドッチの話などきかせていただいた


ただ読むのではなく、その土地の人によって語られる話を聴きたい。それが旅することの意味だから。


**教会を出ると十分ほどで、本日の宿JRホテルへ到着


岬に位置する絶好のロケーション。夕陽が美しい↓



夕食コースは和洋折衷、なかなか手が込んでおります↓


   


バーニャ・カウダ↓冬瓜の様にみえたのは青パパイヤだった↓



 


ロビーで売っていたタンカン!時期は終わりに近いけれど美味しい↓


 



明日も晴れますように


 


 

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《手造の旅》屋久島+指宿 第二回 一日目 ブリの幸運

2017-04-22 12:28:42 | 日記

《手造の旅》屋久島+指宿 第二回 一日目★羽田発✈鹿児島✈屋久島 宮之浦環境文化村センター→吉田集落里めぐり→西部林道経由→屋久島カトリック教会→JRホテルチェックイン。 3月5日出発の第一回のブログ日記を参照しながら、ごらんください。

  鹿児島を飛び立った飛行機では黒砂糖の飴がでる。眼下に開聞岳が美しい↓

屋久島の飛行場が見えてきた。雨は降っていない。

日本のバスガイドさんは世界一!その土地の印象決める「出会う人」の中で、いちばんカギを握る方。よろしくお願いいたします

屋久島一の「都会」宮之浦到着。文化村センターで島のジオラマを見ながら概略を↓

展示に、今回の「里めぐり」の紹介もある。写真に写っている方々、前回行きあったお顔馴染みです↓

島の北端の岬の印象的「おっぱい岬」をまわり、吉田村へ到着。海からの風の強さがそのまま樹木のかたちになっている↓今日はふいていないけれど↓

元小学校の公民館へ。ここで村の方々が手造りしたお昼ご飯。きのうから用意してくださっていた皆さんの暖かいおもてなし↓

 こういう食事が出来る旅を《手造》したい!いつもそう思う↓

※こちら3月5日のブログからメニュー解説ごらんください

今日の幸運↓吉田村の堰堤で今朝ブリが釣られた。それを刺身にして出してくださった(^^)いつもあるとは限らない、最上のお刺身↓

「こんなふうに釣れるんです。プロの漁師が仕事に出来る量ではない。だけどおいしいのよ」↓

食事の後、三人の語り部さんと共に吉田村里めぐりに出発!

大きな石がごろごろした斜面にできた村をのぼってゆく

 登りきった場所にある小さな祠が「日高神社」 平家の落人で日高姓のルーツとされる。もともと日高家がまもっていたのだが、人が減って守りきれず、吉田村に託された↓

ここから三つの島が見える。追っ手を警戒して暮らした人々の見張り場所だったのだろうと思わせてくれる

村の墓地には、江戸時代につくられた平家の人々への追悼碑が、今も大事にされている↓

養蜂の箱をみつける↓日本ミツバチは蜜を大量生産できないが、洋モノにはない利点がたくさんあるそうな

今は分蜂の季節だそうな  

 ★吉田村唯一の産業、サバ節工場へ↓ふうんと良い香り↓

何も加えずにただ燻製してあるだけなので、ぜんぜん塩っぱくない。生臭さももちろんない↓これは、ほぐしてサラダとか、お昼に出してもらったフキとの和え物などに合いそう↓

****吉田村を出発し、永田浜で今年初めてのウミガメ上陸の跡を見る。

・・・西部林道をへて・・・「その二」へ続く

 

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ヘラクレスの塔~立ちつづける古代ローマの灯台

2017-04-13 06:46:08 | スペイン

スペインの北西の端、ア・コルーニャのシンボルは古代ローマ時代の灯台。紀元後二世紀に建設された灯台が、現代でも使い続けられている。もちろん世界遺産。「ヘラクレスの塔」と呼ばれる↓

18世紀に改修されたとはいえ、基本構造はそのまま。内部に登る事もできる。 ただし、内部に入れるのは一回に二十人だけ。その分の人が出てくるのを待たなくてはならない。忙しいパッケージ旅行では無理だけれど、少人数で時間に余裕のある《手造の旅》なのだから、登りましょう(^.^)   上からの眺め、価値あります↓

湾をはさんだ対岸からみると、その位置がよくわかる↓

現在の姿は1791年に大規模補修されたあとのもの。 ローマ時代の姿は、下の様だったと想像されている↓

●記録によると・・・ ◎1589年にはまだローマ時代のまま、木製の階段がついていたと、攻めてきたイギリス側の私掠船船長フランシス・ドレイクの記録に書かれている。 この時点で築千五百年。 ◎1684年に内部階段をつける修復が行われた。この時にランタンも新しくされている。 ◎1788年から大がかりな改築がはじまる。石を足して補強し、最上部に21mの最上階を設置。 く

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ヴィミアンソ城見学、カルバリオで肉を食べて、コルーニャへ入る

2017-04-12 13:50:00 | スペイン

ヴィミアンソは中世風の砦

この地域を治めるための拠点だった場所。

伝説では古代ドルイト教の遺跡がある場所と地下でつながっているのだそうな

内部はほぼ壁だけ。こういう構造はポンフェラーダで見たもっと大きな城も変わらない。守るべき壁が頑丈であることが重要で内部の構築物は木造だったのだろう。今は見られない↓城壁の部分に登ることが出来る

外壁全体像はこんな感じ↓

展示が行われている部屋の一角で、伝統のボビンレースを織っている女性たち↓

即売もしている。これは、確かにここでつくられたホンモノだと確信できる。レースが有名などこぞの観光地だと、安く売られているモノの多くは中国からの輸入だったりするが、ここでそれはないでしょう。彼女たちがそんなことは許さないでしょう。

***カルバーリョという街で昼食にする。街の名前はガリシア語で「樫の木」のことだそうだ。

市内に流れるシル川のそばでバスを降り、街の人にレストランをたずねる。若い二人連れがおしえてくれたのは、まさにRIO SILという名前のお店だった。

中の看板みると、そりゃ、お肉を食べないと(^^)

「ほら、これ、どうだいぃ(^^)」いきなり、肉を見せにやってきました↓

スタートはスペインらしいチーズ

いつものガリシア風タコ

「肉の付け合せに、焼いたトマトがよいよ」というのでこれ↓たしかに!

いよいよ焼かれた肉なのだが↓ここからさらにテーブルの前で焼くのがこの店流らしい↓

スライスしたものを、あらためて、軽く両面を焼く↓

なぁるほど↓日本の様な霜降りではまったくなく、しっかり肉のおいしさが生きている↓

もちろん、脂身もいただきます(^^)↓

ワインは地元のこれを↓ボトルはガリシアの山をながれてくる川をデザインしています。あんまり美味しいので購入、え?こんな値段でよいの↓

****

さあ。いよいよ今回の最終滞在地、ガリシア第二の街ア・コルーニャ(スペイン語では「ラ・コルーニャ」だ

 

 

 ・・・続く

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