第20回平成17年度詩歌文学館賞に 林翔句集『光年』が受賞した。
このブログでも何回か句を紹介している私の好きな俳人なので嬉しい。
もともとは馬酔木の作家で能村登四郎師とは國學院大學からの付き合いで
平成13年登四郎師亡き後も「沖」の最高顧問として齢90歳で活躍されている。
交友七十年遂に君逝く青葉雨
迅雷に裂かれし絆何とせむ
登四郎登四郎登四郎憶ひ五月逝く
悲しみにみちた翔さんの追悼句。3句目のリフレインは涙が出る思いです。
私は2,3度勉強会でお目にかかったが、講義を受ける程度で会話など無いが
いつもベレー帽を被られていた姿は眼に焼きついている。
ころころの今日の俳句
そぞろ寒竜を鳴かせて睨まるる
ころころの独り言
やっと現俳の投句が済んだ。さて今月の成果はいかに・・・(トホホの結果かも)
ころころのお気に入り
光年の中の瞬の身初日燃ゆ 林 翔