キンモクセイの香りを、
楽しんでいます。
赤い小さな花に、
鼻を近づけると、
良い匂いがします。
誰かが、
「臭いよ」
とキンモクセイのことを言います。
というのは、
キンモクセイが密集している所があるらしく、
過分だと、たいへんなのだそうです。
ありがたいことに、
街路樹のキンモクセイですから、
間隔がとてもあいていて、
どれも、
硬い深緑の葉と、
オレンジ色の花を咲かせていて、
確か、去年も、
ここでこの香りを嗅いだ、
と思い出しました。
夜、まるちゃんに会いました。
まるちゃんは、相変わらず、
毎日、通勤で、片道、二時間歩いています。
僕も最近、帰りだけは自転車を押して、
歩いているけれど、
歩くと、体の調子も良くなるし、
気分も良くなります。
あまり気分が良くならない時は、
さっさと自転車に乗って帰り、
とっとと寝るに限ります。
まるちゃんは南国の島の出身で、
おおらかで自然体なので、
いつ会っても同じ感じで、
和みます。
「歩いてもう一年になるよ」
とまるちゃんは言います。
「じゃあまたね」
と言って、
静かな緑の道を選んで、
ゆっくりゆっくり、
帰りました。
楽しんでいます。
赤い小さな花に、
鼻を近づけると、
良い匂いがします。
誰かが、
「臭いよ」
とキンモクセイのことを言います。
というのは、
キンモクセイが密集している所があるらしく、
過分だと、たいへんなのだそうです。
ありがたいことに、
街路樹のキンモクセイですから、
間隔がとてもあいていて、
どれも、
硬い深緑の葉と、
オレンジ色の花を咲かせていて、
確か、去年も、
ここでこの香りを嗅いだ、
と思い出しました。
夜、まるちゃんに会いました。
まるちゃんは、相変わらず、
毎日、通勤で、片道、二時間歩いています。
僕も最近、帰りだけは自転車を押して、
歩いているけれど、
歩くと、体の調子も良くなるし、
気分も良くなります。
あまり気分が良くならない時は、
さっさと自転車に乗って帰り、
とっとと寝るに限ります。
まるちゃんは南国の島の出身で、
おおらかで自然体なので、
いつ会っても同じ感じで、
和みます。
「歩いてもう一年になるよ」
とまるちゃんは言います。
「じゃあまたね」
と言って、
静かな緑の道を選んで、
ゆっくりゆっくり、
帰りました。