初春
初荷の旗を掲げた
車が
西へ向かった
労働しつつ
やっと
休んでいる
いそがしき年末年始
風があるし
木もあるし
鳥の声も
青空も
あるし
朝
バスターミナルで
左足がない人を見た
思う
思うのだ
その人は鏡となって
自分を写す
思うのだ
初荷の旗を掲げた
車が
西へ向かった
労働しつつ
やっと
休んでいる
いそがしき年末年始
風があるし
木もあるし
鳥の声も
青空も
あるし
朝
バスターミナルで
左足がない人を見た
思う
思うのだ
その人は鏡となって
自分を写す
思うのだ