KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

エキゾチック・サウンドに浸る日々

2005-08-17 22:07:57 | 音楽

 旅行から帰ってきて以降、休みナシで仕事。世の社会人は多かれ少なかれお盆休みを取っているというのに、なんで俺たちは・・・、なんて愚痴りたくもなる。ここ数日は、仕事で疲れて帰ってくると、弟から借りたCDをずっと聴いて疲れを癒している。

 それが、マーティン・デニーのベストアルバム「THE EXOTIC SOUNDS」である。エキゾティック・サウンドを知らない人が多いと思うので、ちょっとだけ解説すると、「楽園をテーマに鳥の鳴き声や貝で出来た風鈴を鳴らし、パイプやマリンバで調べを奏で、”場”を表現する音楽で、いまの民族音楽、環境音楽に通ずるものがある」(CDライナーノーツより一部抜粋)。たしかに、これを聴くと、自分がそこに居なくても、ハワイや東南アジア、アフリカを旅した気分にさせてくれる。YMOを知っている方なら、初期の作品「ファイアー・クラッカー」の原作者として、彼の名を知っているかもしれない(本アルバムには同曲も収録されているが、アレンジは当然全然ちがう)。

 音楽、特にインストゥルメンタルのような、歌詞のない曲を聴くとき、自分が一番大切にすることは、音を聞いて情景を想像できるか、または画に描けるか(実際には描きませんが)、ということ。ぼくの評価は大体この一点だけ。そして、好きな音楽からヒントを得て、自分の曲を作るモチベーションを高めたいところだが、これらのいい音楽にはいつも圧倒されるので、なかなか思うように作れないところもあるわけでして。

 個人的なお気に入りは「ファイアー・クラッカー」「サケ・ロック」「ジャパニーズ・フェアウェル・ソング」など色々あるけれど、ディズニー映画で有名な「虹の彼方に(Over The Raibow)」や坂本九「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」といった日本人になじみの深い曲も収められていて、非常に楽しい。

 はやりの音楽に飽きた方、変わった音楽を聴きたい人などにはお勧めですが、CDが今どこを探してもない状態・・・。ひょっとして洋楽より民族音楽のコーナーにあるかもしれないです。

コメント
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