認知症の女性 7年ぶりに夫と再会(NHK NEWSWEB)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140512/t10014391691000.html
たまたま昨日、この女性のことを扱ったドキュメンタリー番組を見ていたが、7年間も身元不明だったのがすぐにわかってしまうなんて、こういう時はさすがメディアの力はすごいなと思う。指名手配犯のことを扱ったドキュメンタリーを流したら、数日以内に逮捕された、なんて話もよく聞くし。
今同居している両親は、まだまだ全然元気だけど、10年後、あるいは20年後になれば、もしかこういう問題と向き合わなければならないかもしれない。前回話題にした祖母も、亡くなる1年~1年半前頃から認知症のような症状がでて、見守る両親や親戚の伯母を苦労させたなんて聞いている。
今回の女性についても、身元が分かって家族と再会できよかったと思う一方で、7年も身元が分からず、その間に認知症が進行。寝たきり状態となってしまった。TVの力で身元が判明し、再会できたのだが、相手を認識できないのが現実のようだ。
しかしそれよりも、保護されたこの人物が誰だかわからず、もしもそのまま一生を終えてしまったら、その人がどんな人生をたどってきたのかがまったく誰にも知られない・・・。その人の人生が無かったことにされたようで、はるかに寂しい。そう思うのだが。
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