KCF的徒然草

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2019年夏の旅~パート2・磐越西線・ばんえつ物語編

2019-08-16 08:25:25 | Railway&RailwayModels
前回の続きです。福島へ戻ってきました。



ここから、東北本線でまずは郡山まで戻る。



本宮駅。前に一度降りたことがあるが、駅舎、ホームは改装工事中だった。

その時の話はここにありますが、(2012年当時)96歳のおじいちゃんの、SLを見たときの興奮を目の当たりにして、鉄道、とくにSLの影響力の大きさを見せつけられ、ぼくにとっても衝撃の一幕だった。


そうこうするうち、ほどなくして郡山駅到着。
昼食がまだだったので、一度外へ出て、視線の先に真っ先に見つけた某ファストフード店で少し遅い昼食。


駅へ舞い戻り、いよいよ磐越西線へ。こちらも数年ぶりに乗車。

田園風景から、裏磐梯とよばれる山間部を右へ左へ。


車窓を眺めていると、案外クネクネ走行していることに気付いた。


終点の会津若松。早速、お目当ての列車がチラリ。

跨線橋の上から。
そして、



「SLばんえつ物語」。
機関車はもちろん、C57-180!長い間整備を続け、先月から運用復帰した。ぼくにとって、SLがスマートでかっこいいと決定づけた1台。

客車も、以前乗った時から大きく変わっていた。両端に展望車(写真はグリーン車)。

汽車は、定刻の15:25に出発。


客車は、12系という古い客車の改造。そのため座席は4人ボックスの相席。向かいには自分より年上の壮年の夫婦、隣は若い男性。特に会話とかはなく、列車はレールの音をリズミカルに刻み、時折汽笛をボーと上げながら進む。
喜多方で向かいの夫婦が下車し、別の客が乗り込む。

「少々大きな声を出しますがよろしいですか?」不意に、若い男性がボックス席に声をかけてきた。

今回の列車の車掌(新米?見習?)が、1車両ごとに挨拶をする。


次の停車駅、野沢で15分停車。

この間に、機関車の整備を行う傍ら、写真撮影や、機関室に入れるサービスまでやってくれるというので、

つい調子に乗って・・・(^^;

このとき、教えていただいたのが、このプレート。
C57-180が現役を引退してから、新津市にある第一小学校に保存されていたが、復活のための整備を行うために学校を去る際に、当時の小学生が描いたイラストだそうだ。10.3.6の数字は、お別れセレモニーの日(平成10年3月6日)のようだ。

さて時間になったので発車・・・と思ったら、「ただいま客車の整備中のため、発車が遅れます」そしてほどなく、エアコンが切られてしまう。先頭の客車にある(発電用の)ディーゼルエンジンを整備しているようだ。けっきょく、15分ほど遅れて、野沢駅発車。

隣の若い男が、とある小さな駅で下車した。
大きな荷物を持っていたので、観光というよりは、実家への帰省だったのかもしれない。この列車の前後2時間くらい列車がないことを考えると、イベント列車でありながら、沿線の人にとっても足の一つなのかもしれない、ふとそんな風に思った。



津川駅では、機関車整備と、給水が行われた。


阿賀野川に沿うように走る。


五泉に到着したときには、日もだいぶ傾きかけてきた。以前に比べ、日没が目に見えて早くなっている。


新津駅に到着。

15分ほどあった遅れは5分程度にまで縮まっていた。

今回はここまで、続きは次回

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