Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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2014年!いよいよ始動します

2014-01-04 20:36:32 | Ferrari275GTB
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皆さん、あらためまして
明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。

先日、年の終わりのご挨拶をしてから元旦の挨拶を予約投稿しておいたのですが、今日は今年になってからはや4日目になりました。
本当に時間過ぎるのは早いですね~今年もこんなに早く時間が過ぎるのでしょうか・・・。

次男は昨日、長男も本日それぞれの住まいに帰ってゆきました。
残ったのは大人3人のみでまた何時もの生活です。

1日は午後からお店に出勤してお店の薪置き場の掃除をして少なくなったストーブ用の薪を倉庫から運んでおきました。大晦日にはお風呂の大掃除をしてから食べて横になって・・・を繰り返していましたので体の重い事・・・
元旦の薪運びは良い運動になりました。
2日は家内の実家の年始に伺いまして・・・3日は新しい花壇用に3年前から小さな苗木を育ててやっと1m程になったオリーブを10本と頂き物で鉢植えにしていた1本のブラッドオレンジの苗を植えました。
植えただけならまだ簡単なのですがいずれも小さな時には寒さにはめっぽう弱いので伸びた枝を縛って風邪の抵抗にならない様にしてからビニール袋を被せて風よけとしておきました、これが結構時間がかかりましたね。

今日は冷たい雨が降っていますのでアトリエで仕事始めとなりました。
天気が良ければ外で作業を続行しようかと思いましたが生憎の天気なので・・・仕方有りませんね。

さて今日はどれから始めれば良いのか少し迷いましたが、暮れの続きで275GTBをやっつけておきましょう。
ウインドのバキュームの複製を取っておこうと作業をしていましたね、シリコン型はこんな感じで出来上がりました、本来ならここにレジンを流し入れて原型としますがこのレジンはわざわざ混合する事も無く何かをキャストする場合に残ったレジンを流し入れましょう。
近々と言う事ですとリアタイヤの2次原型をキャストする予定が有りますのでその時で良いですね。
バキュームの外型を取っていますので少し大きめになります。

リアパネルの角度調整ですが残念ながらリアフェンダーに切り込みを入れただけでは思った角度には足らない事がわかりました。
理由は必要な角度まで曲げてしまうとトランクやリアウインドウが猫背になってしまい横から見た場合には大変不都合が有ると言う事がわかったのです。
背の部分が猫背になるとリアウインドウの部分が有る関係上修復が難しくなって来ます・・・。
よって少しだけ曲げて不自然な角度にならない様にしてからメタルで切り目を埋める事になりました、埋めた後削っておきました・・・これ位なら不自然にならないので良いのかな~。

これ以上にリアパネルの角度を調整しようとすると直接的にこの部分を削ってやらなければ収まりませんね。
この場合やみくもに削るのは余り得策とは言えませんよ、リアパネルの周りには複雑な面を持ったパネルが存在していますので言ったん削ってしまうと修正が非常に難しいのです。
ですから下側の直線部分を削ってやりまして、ここからリアパネルを削ってやる訳です。

削った部分は真鍮帯金の0.2X0.8mmを使って段を作ります。
この真鍮帯金の部分に沿ってメタルを盛って切り取る事にしました。
盛ったのは先程リアフェンダーを切り取った物でして素材が同じなら事後変形は起り難い訳ですね。

余分なメタルを削りました。
リアパネルの段が付く部分に真鍮が見えますね

次はこの部分です。
Fフェンダーの後部にはこんな格好良いスリットが付いています・・・が穴が通っていないので何とかしたい物ですがここを削っても厚みが有る事もありなかなか綺麗に納める事が出来ません。
ここを真鍮板で作って置き換える事にしたいと思います。

真鍮板にケガキをしてみます・・・
使用する真鍮板は0.2mmです

各穴に2個ずつ0.8mmの穴をあけておきまして糸鋸で切って穴を開通させます、この時点で2枚の真鍮板をハンダ付けしておく事は必須条件ですね。

斜めの板をハンダ付けします・・・

今日はここで時間となりました、明日はこの続きからですね。