Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

WinXPが起動しなくなりまして・・・

2014-01-16 22:18:49 | Ferrari250TR NART 1958
English Version

昨日はお休みだったので少し気晴らしに行こうと思っていましたが天気は雨(予報ではこの所ずっと雪なんですが)自宅の部屋の掃除とかをしていたら結構時間がかかってしまいました。
午後からは近くのヤマダ電機に行って食器洗浄乾燥機を探しに行きました、今使っている物は16年ほど前に家内が仕事に出る様になるのを機に家事を少しでも楽にと思って買った物でした。
この商品はパナソニック(当時はナショナルだったと思いますが・・・)の商品でして1度何か些細な事で修理をしていただいた事はありましたがほぼ故障無しで使わせて頂きました。
今回は扉が熱で反って開く様になってしまった為に新しい物を購入しようと言う事になりました。
本当に良き働いてくれた食器洗浄機でしたね・・・もちろん今回もパナソニックにしました。

今日は休み明けでしたので少し気持ちにも余裕が有ったのですがアトリエに来てWinPCを立ち上げた所いきなり画面真っ黒・・・立ち上がらなくなってしまいました。
幸いな事にブログは他のPCを使っていましたのでインターネットは何の問題も無いのですがデカールを作る事も出来ないですからこの機会に大掃除という事になりまして再セットアップをいたしました。
これで良くなれば良いですけどね・・・。
オフィスやプリンター2台と切削機、カティングマシン、スキャナーのドライバーをインストールするとほとんど一日分の時間がかかってしまいました。

下の画像はお客様から送って頂いた画像です、何が言いたいのかと言うとまたシートが作り直しになっていましたしたどうやら製作の該当車両はプロトタイプという事でシートがセパレートだった様なのです・・・

下の画像はプロトタイプ時代のS/N0666です、ポンツーンフェンダーのテスタロッサというよりもワークスマシンの姿に近いかな??

最近レストアしたこの画像は見ていたのです、そしてこの車にはセパレートのシートが付いている事も知っていたのですが焼けて破損してしまったのでてっきり応急的に他の車の物を付けたのだと思っていたのですがお客様から送って頂いた画像を見ると破損はしている様ですがセパレートのシートですね。

と言う事は今回直したシートはLHDの車の1台分しか必要ない事になってしまいます・・・後4台は作り直しですね。
もう一つ確認しないといけない事がありますRHDの4台のう3台は1958年のルマン出場車であの有名な燃えた物なんですが残り一台は1959年の同じ車を再現するのですが火災で燃えた後シートはどちらの形状で修復されたのか??
一応その画像はこれなんですが・・・

もうちょっと拡大すると・・・丸いミラーの陰にはなっていますがやはりセパレートシートの様ですね。

セパレートのシートを良く見てみると250GTOなどのバケットシートによく似た形状になっている事がわかりますのでそれらしいシートを探してみます。
左はコジマの多分ニューコンの250GTO用のシートの別売り品ですがミネルバの250TRには少々小さい様な感じですね。
右側はAMRの250GTOのキットから抜いてみた物です、4台分必要なので個人用のキットから流用しました。
これなら大きさも丁度良い感じですね。キットにはまた自分で制作した物を入れておけば良いのかな?このキットは売り物じゃないので良いですね。

またもう一つ凹んでしまうお話が・・・
シートをいじくっているとどうも違和感がありまして・・・下の画像でわかりますか?

LHDはこんな感じなのでこっちは問題ないですね。

何が問題なのかと言うとメーターの膨らみからシートの座面の中央そしてリアの整流用のヘッドレストは一直線に並ばないといけないのにヘッドレストだけが内側に1.5mm程寄っていますね。
シートはまるっきりフェニックスのコピーですから問題ないと思いますがボディのメーターの膨らみとヘッドレストが並んでいないのです。
確かにお尻を絞りましたから全体的には中央に寄っているかもしれませんがテールエンドはかなり絞られていますがコクピットの後ろ側の部分はほとんど寸法が変わっていないはずなんです。
自宅に有るまっさらの未加工のボディを確認してみましたがやはりヘッドレストが中央側によっていますね、目で見ただけでわかるくらいに違います。これは原型を作る時に間違えたとしか思えません。

ヘッドレストはまた直すとして取合えずシートですがその他にもこれもまた原型の悪さを直しておかなければなりません、そうセパレートシートを使うならプロペラシャフトの通るセンタートンネルとそれを避ける様に無造作に開けられたバルクヘッドの穴を先に修正しておかないと全部見えてしまいます。
ここなども正確にフェニックスのパーツをコピーしてくれていたらこんなに不細工な穴は開いてなかったと思いますのに・・・

にしてもシートが収まるのかな?
左右のシートを分割して削っています。

何とか収まりそうですね・・・サイドのフレームも回避出来そうです。

ただシャーシの中央部が凹んでいましてシートの中央側を少し盛り上げておかなければなりません。
0.5mmの真鍮線をハンダ付けしてみます。
中央側を0.5mmかさ増しするという事です。

左右のシートを付けてみました。
中央の穴は丸見えですね~

ヘッドレストが大きくずれているのがわかりますね。
キットを作られる方はここは修正が必要な部分ですね。

今日はPCの復帰やシートの問題でここまでしか進みませんでした、明日はもう少し進めたいな~。
明日の目標はリアのバルクヘッドの穴を修正したり残りの3台のシート形状を変更したいですね