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気をつけたいのはリアウイングのフラップのステーでしてデカールのこの部分を切って貼る場合も有ります。
お勧めとしてはステーを外してしまう方法が有ります。
デカールを切ってしまうと左右と上下の位置関係を気にしなくてはならなくなりますので私の場合はタミヤのエナメルシンナーを小筆に含ませて少し流します。ちょっと待ってからピンセットでステーの塗料が剥げない様に持ち上げますとエポキシ接着剤で付け直しがしてない限り簡単に外せます。
そして
デカールを貼ります、勿論上下のバランスは微調整をしなければなりませんが左右はつながっていますのでよっぽどでない限り狂ってしまう事は有りません。
この場合取り外したステーを取り付ける事を忘れない様に注意しなくてはなりません、私も良く忘れるんですよね~(笑)
また最近リリースされたコンパスシリーズのミニカーですがクリアーがかかっていないのは皆さんご存知かと思います。
意外と高品質なデカールなのでクリアーがかかっていなくてもそう気になる物ではないのですが長い間の耐久性に付いては残念ながら時間が経ってみないと判断出来ない事だと思います。
そのコンパスを見ていて少々気になったのがデカールをスジ彫りの上でカットしていない事ですね。
ドアの上側も・・・
価格の面から仕方ない部分であると思いますがクリアーが塗ってないという事は少し器用な方ならカットしてマークソフターを使えば自分で簡単に出来てしまう事ですね。
私も行なってみました・・・
反対側も・・・
如何ですかデカールがカットしてあった方がより良く見えませんか?
では器用でない方はどうするかって?当店はメイクアップ製品に付いて特にメルマガ等でお知らせする事は有りませんが標準製品に付いては全て入荷致します、ご予約を頂いたコンパスシリーズ(他店ショップオリジナルは除きます)は全てデカール処理をして価格の変更無しに販売致します(笑)
デカールを貼り慣れている私にできるピッタリのサービスって言う事です!
他店で買われた物は?って質問が多分有りますよね。
車種によって変わりますのでご相談ください最安の場合は往復の送料をご負担頂ければ可能かと思います、ただし沢山依頼が来るとちょっと困るんだけど・・・出来る範囲でね。
さて前置きが長くなってしまいました・・・これでまだ前置きかって??(笑)
実はここからが大切な部分です。
250TRのRHDはドライバー後部のヘッドレストの位置がずれているというのは少し前に書きましたが今日はサンプルの1号車を使って直してみようと思います。
まずは位置が違うヘッドレストを切り取ります。
そのままメタルを盛って削り直す事も出来ますが他の部分を傷つけてしまう恐れが有りますし多分バランスの取れた整形は難しいのではないかと思います。
ヘッドレストのまわりの5ヶ所に0.8mmの穴を開けて糸鋸の刃の逃げを作っておきまして切り取りました。
思ったより簡単に奇麗に切る事が出来ました、理由は下の画像の断面をよく見ていただくとわかります・・・この部分の肉厚がかなり薄いのです一番薄い部分は0.8mm程でしょうか・・・もう少し厚みが有ると良いのにね~。
空いた穴を何で埋めようかって?
メタルで埋めるのが一番良いでしょうね、真鍮板でも良いけど後でヒケて段が出来ると困りますから取り敢えず同じ材質で埋めておきます。
メタルで埋めると言うとハンダゴテで溶かしたメタルを盛ってゆくスタイルと思われるかもかもしれませんが、この方法では最低限の厚みを確保出来る見込みがたちませんからメタルを板の様に加工した物をハサミでカットしてこれとボディの間を溶接する様にハンダ付けします。
一度に全周に渡ってハンダ付けをすると熱による変形でボディ面との高さが変化する事も有りますからピンポイントでハンダ付けをしておいて高さを合わせます。
そして対角線状にピンポイントで付けてゆきますと最終的に歪み無く取り付ける事が出来ます。
裏側は合わせ目が凹んでいる部分も有りますので少し低温のハンダを使って盛っておきます。
しっかり溶かしてスが入らない様にじっくりと溶かし込みたいので少し低温のハンダを使うのです、裏なら後でヒケても問題は起きないのです。
表側の余分なメタルを削ってみました、スジ彫りは無くなってしまいましたがこれは後で掘り直します。
この部分にヘッドレストの膨らみが無いと他の車を見ている様ですね~。
切り取ったヘッドレストも加工します。
全体の高さを調整する様に下側を削ります。
実車ではこのヘッドレスト下側にはフランジが付いていましてそのフランジとトランクの間をリベットで止めている様でしてリベットの見える車も有ります。
大体の写真ではそこまで写っていない物が多いのですがいくつかの写真ではやはり付いている様です。
ただ1/43模型でこのリベットまで表現するとかなり大げさな物になりますので今回はそのフランジまでとしてリベットは付けない事に致します。
フランジは0.2mm真鍮板をトランクのRに合わせて叩いておきましてその中央部分に少し厚めにハンダを流しておきます。
ヘッドレストを先ほどの真鍮板の上に乗せておいてまわりからハンダを溶かしてゆきます。
ハンダはメタルよりも少し融点が低いのでヘッドレストが融けないうちにハンダが真鍮とヘッドレストの間に流れ込みます。
余分な真鍮板とハンダを削り整形致します。
この位置ですとメーターからシートヘッドレストまで一直線に並びます。
こちらが未加工のNo2のボディですズレていますね・・・。
気をつけたいのはリアウイングのフラップのステーでしてデカールのこの部分を切って貼る場合も有ります。
お勧めとしてはステーを外してしまう方法が有ります。
デカールを切ってしまうと左右と上下の位置関係を気にしなくてはならなくなりますので私の場合はタミヤのエナメルシンナーを小筆に含ませて少し流します。ちょっと待ってからピンセットでステーの塗料が剥げない様に持ち上げますとエポキシ接着剤で付け直しがしてない限り簡単に外せます。
そして
デカールを貼ります、勿論上下のバランスは微調整をしなければなりませんが左右はつながっていますのでよっぽどでない限り狂ってしまう事は有りません。
この場合取り外したステーを取り付ける事を忘れない様に注意しなくてはなりません、私も良く忘れるんですよね~(笑)
また最近リリースされたコンパスシリーズのミニカーですがクリアーがかかっていないのは皆さんご存知かと思います。
意外と高品質なデカールなのでクリアーがかかっていなくてもそう気になる物ではないのですが長い間の耐久性に付いては残念ながら時間が経ってみないと判断出来ない事だと思います。
そのコンパスを見ていて少々気になったのがデカールをスジ彫りの上でカットしていない事ですね。
ドアの上側も・・・
価格の面から仕方ない部分であると思いますがクリアーが塗ってないという事は少し器用な方ならカットしてマークソフターを使えば自分で簡単に出来てしまう事ですね。
私も行なってみました・・・
反対側も・・・
如何ですかデカールがカットしてあった方がより良く見えませんか?
では器用でない方はどうするかって?当店はメイクアップ製品に付いて特にメルマガ等でお知らせする事は有りませんが標準製品に付いては全て入荷致します、ご予約を頂いたコンパスシリーズ(他店ショップオリジナルは除きます)は全てデカール処理をして価格の変更無しに販売致します(笑)
デカールを貼り慣れている私にできるピッタリのサービスって言う事です!
他店で買われた物は?って質問が多分有りますよね。
車種によって変わりますのでご相談ください最安の場合は往復の送料をご負担頂ければ可能かと思います、ただし沢山依頼が来るとちょっと困るんだけど・・・出来る範囲でね。
さて前置きが長くなってしまいました・・・これでまだ前置きかって??(笑)
実はここからが大切な部分です。
250TRのRHDはドライバー後部のヘッドレストの位置がずれているというのは少し前に書きましたが今日はサンプルの1号車を使って直してみようと思います。
まずは位置が違うヘッドレストを切り取ります。
そのままメタルを盛って削り直す事も出来ますが他の部分を傷つけてしまう恐れが有りますし多分バランスの取れた整形は難しいのではないかと思います。
ヘッドレストのまわりの5ヶ所に0.8mmの穴を開けて糸鋸の刃の逃げを作っておきまして切り取りました。
思ったより簡単に奇麗に切る事が出来ました、理由は下の画像の断面をよく見ていただくとわかります・・・この部分の肉厚がかなり薄いのです一番薄い部分は0.8mm程でしょうか・・・もう少し厚みが有ると良いのにね~。
空いた穴を何で埋めようかって?
メタルで埋めるのが一番良いでしょうね、真鍮板でも良いけど後でヒケて段が出来ると困りますから取り敢えず同じ材質で埋めておきます。
メタルで埋めると言うとハンダゴテで溶かしたメタルを盛ってゆくスタイルと思われるかもかもしれませんが、この方法では最低限の厚みを確保出来る見込みがたちませんからメタルを板の様に加工した物をハサミでカットしてこれとボディの間を溶接する様にハンダ付けします。
一度に全周に渡ってハンダ付けをすると熱による変形でボディ面との高さが変化する事も有りますからピンポイントでハンダ付けをしておいて高さを合わせます。
そして対角線状にピンポイントで付けてゆきますと最終的に歪み無く取り付ける事が出来ます。
裏側は合わせ目が凹んでいる部分も有りますので少し低温のハンダを使って盛っておきます。
しっかり溶かしてスが入らない様にじっくりと溶かし込みたいので少し低温のハンダを使うのです、裏なら後でヒケても問題は起きないのです。
表側の余分なメタルを削ってみました、スジ彫りは無くなってしまいましたがこれは後で掘り直します。
この部分にヘッドレストの膨らみが無いと他の車を見ている様ですね~。
切り取ったヘッドレストも加工します。
全体の高さを調整する様に下側を削ります。
実車ではこのヘッドレスト下側にはフランジが付いていましてそのフランジとトランクの間をリベットで止めている様でしてリベットの見える車も有ります。
大体の写真ではそこまで写っていない物が多いのですがいくつかの写真ではやはり付いている様です。
ただ1/43模型でこのリベットまで表現するとかなり大げさな物になりますので今回はそのフランジまでとしてリベットは付けない事に致します。
フランジは0.2mm真鍮板をトランクのRに合わせて叩いておきましてその中央部分に少し厚めにハンダを流しておきます。
ヘッドレストを先ほどの真鍮板の上に乗せておいてまわりからハンダを溶かしてゆきます。
ハンダはメタルよりも少し融点が低いのでヘッドレストが融けないうちにハンダが真鍮とヘッドレストの間に流れ込みます。
余分な真鍮板とハンダを削り整形致します。
この位置ですとメーターからシートヘッドレストまで一直線に並びます。
こちらが未加工のNo2のボディですズレていますね・・・。