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今日の山陰の空です!
如何でしょう?凄く良い天気だったんですよ~!!
ヨーロッパからメタルキットの発売が迫っているというニュースが入って来ました。
一つはモデルアート111と言うショップのオリジナルキットで原型はマイケルクレイグ氏(ルフ氏の娘婿)で車種はマセラティA6 GCS Pininfarina#2057で1/43のメタルモデルになります。
当店で販売する物は全てエスプリ43製のエンジン付きのキットになります。
2月中旬から下旬にかけて入荷の予定です。
またもう一つは大変お待ちになっていた方も多いのではないかと思いますが、アストンマーチンDB4ザガートです
このキットは元々はフェニックス43でルフ氏が原型を作った物ですがこのキットをコピーした物になる様です。
既にキットはebayに出ている様でして175ユーロの値段が出ています、今なら日本円で25000円(送料別)くらいでしょうか・・・
http://www.ebay.fr/itm/MF43-ASTON-MARTIN-DB4-ZAGATO-REF-1-01-LE-MANS-1961-LE-PHOENIX-AMR-KIT-1-43-/400651235197?pt=LH_DefaultDomain_123&hash=item5d48acaf7d
このキットについては版権を持つ方と若干のトラブルになっていると聞いていましたがこうして既に商品になっている所を見ると問題が解決したのでしょうか?私はこの件に付いて何の情報も持っていません。
オークションに出ている画像を見ますとシャーシの裏にはフェニックスのマークやルフ氏の原型である事などが記されたままになっています。
キットの全景はこんな感じです。
インストを見るとルマンに出たLHDのNo.1のキットなのにミッションが見える部分を再現していないですね・・・これは大事な所なのにね~。
このキット、画像を見る限りいかにもコピーらしいキャストですねシャーシの文字やメークは彫りが浅く不鮮明ですし厚みの部分にバリも多くていかにもゴム型の作りが良くない事がわかります。
ボディを見てもホイールアーチの部分やリアホイールハウスの後下側のバリが大きな物になっていますね。
この辺りもゴム型の作りが粗雑である様に見えます。
このキャストの状態を見るとミネルバの250P以降の仕事と同じくらいのクオリティーしか無い様に思います。
今制作している250TRの様にボディの厚みが不均一でない事を祈りますよ。
形が良くないのはまだ直せますがボディの厚みが不均一なのは整形する時点で正直困るんですよね~。
こちらのキットも一応2月の中頃には入荷する予定です。
さて前置きがとても長かったですね。
ホイールは決まったのですがセンターのキャップを作らなければなりません、丁度206Sを作った時の挽き物が残っておりましたので当ててみましたが厚みが少し厚過ぎて飛び出してしまいます。
センター部分を少し削って奥に入れる事にします
こんな場合はホイールを旋盤に固定してエンドミルで削ります。
ほんの僅かだけ削りますので緊張感全開ですね~!
これで奥に入りました、やはり入るべき部分に収まると気持ち良いですね。
これで車体に取り付けてみますと・・・ウ~ンかなりかっこいいですね。
本当はこれでビンセントブラックシャドウに行きたかったのですが、忘れていました削ってしまったエキゾーストを・・・
削った物は当然ながら作っておかないと前には進めません(笑)
キットのエキゾーストはこんな感じです、まあ市販の安いミニカーならこれで良いのかもしれませんが、私の作品ではまずOKとはゆきません・・・当たり前です。
エキゾーストの取り回しに付いてはキットの通りではサイレンサーの後からタイヤを避ける様に内側に寄ってそのまま真っすぐに後に出ています、一見良い様に思うでしょ?
でもこの取り回しではダメなんですよ。
リアタイヤの内側にはサスペンションやドライブシャフトが有ります、ましてこの車は独立式のサスペンションで中央のデフはシャーシ側に固定してありドライブシャフトとサスペンションアームはタイヤと一緒に上下しますからその部分にエキゾーストを通せば当然当たってしまいます。
実車では動かないデフのすぐ横を通してある様ですね。
つまりサイレンサーの後から大きく内側に寄ってデフのサイドを通ってから外側に開いてゆき両サイドに振り分けられます。
実車でも曲がりを調整しないと当たるらしく微調整をしていますね。
エキゾーストを曲げてゆきます。
素材は1.2mmの真鍮線ですがこのサイズは常時使わないので素材の入っている箱から探し出しました。
左右で同じ物を作る場合は植えから重ねておいて調整をしながら曲げてゆきます。
シャーシに当ててみました左右で同じ部分を通る様に微調整ですね。
左右に並んだパイプを曲げたい場合には左右においておいて微調整・・・まあ当たり前の事なんだけど・・・。
一番後ろ側だけはマフラーエンドが少し太くなっているので完全に沿わせるのではなく少し隙間を空けておくのが良いですね、実車もそうなっています。
2本のエキゾーストパイプに止めをハンダ付けします。
実車もこんな感じで束ねていますよ・・・
止めの金具のいくつかを長く延ばしておいてシャーシへの差し込みピンにします。
パイプだけ作ったら閉店時間になってしまいました、残りの作業は明日の作業に致します。
明日はマフラーの完成までのご紹介になります、本日はお疲れさまでした~明日も頑張ろう~!
今日の山陰の空です!
如何でしょう?凄く良い天気だったんですよ~!!
ヨーロッパからメタルキットの発売が迫っているというニュースが入って来ました。
一つはモデルアート111と言うショップのオリジナルキットで原型はマイケルクレイグ氏(ルフ氏の娘婿)で車種はマセラティA6 GCS Pininfarina#2057で1/43のメタルモデルになります。
当店で販売する物は全てエスプリ43製のエンジン付きのキットになります。
2月中旬から下旬にかけて入荷の予定です。
またもう一つは大変お待ちになっていた方も多いのではないかと思いますが、アストンマーチンDB4ザガートです
このキットは元々はフェニックス43でルフ氏が原型を作った物ですがこのキットをコピーした物になる様です。
既にキットはebayに出ている様でして175ユーロの値段が出ています、今なら日本円で25000円(送料別)くらいでしょうか・・・
http://www.ebay.fr/itm/MF43-ASTON-MARTIN-DB4-ZAGATO-REF-1-01-LE-MANS-1961-LE-PHOENIX-AMR-KIT-1-43-/400651235197?pt=LH_DefaultDomain_123&hash=item5d48acaf7d
このキットについては版権を持つ方と若干のトラブルになっていると聞いていましたがこうして既に商品になっている所を見ると問題が解決したのでしょうか?私はこの件に付いて何の情報も持っていません。
オークションに出ている画像を見ますとシャーシの裏にはフェニックスのマークやルフ氏の原型である事などが記されたままになっています。
キットの全景はこんな感じです。
インストを見るとルマンに出たLHDのNo.1のキットなのにミッションが見える部分を再現していないですね・・・これは大事な所なのにね~。
このキット、画像を見る限りいかにもコピーらしいキャストですねシャーシの文字やメークは彫りが浅く不鮮明ですし厚みの部分にバリも多くていかにもゴム型の作りが良くない事がわかります。
ボディを見てもホイールアーチの部分やリアホイールハウスの後下側のバリが大きな物になっていますね。
この辺りもゴム型の作りが粗雑である様に見えます。
このキャストの状態を見るとミネルバの250P以降の仕事と同じくらいのクオリティーしか無い様に思います。
今制作している250TRの様にボディの厚みが不均一でない事を祈りますよ。
形が良くないのはまだ直せますがボディの厚みが不均一なのは整形する時点で正直困るんですよね~。
こちらのキットも一応2月の中頃には入荷する予定です。
さて前置きがとても長かったですね。
ホイールは決まったのですがセンターのキャップを作らなければなりません、丁度206Sを作った時の挽き物が残っておりましたので当ててみましたが厚みが少し厚過ぎて飛び出してしまいます。
センター部分を少し削って奥に入れる事にします
こんな場合はホイールを旋盤に固定してエンドミルで削ります。
ほんの僅かだけ削りますので緊張感全開ですね~!
これで奥に入りました、やはり入るべき部分に収まると気持ち良いですね。
これで車体に取り付けてみますと・・・ウ~ンかなりかっこいいですね。
本当はこれでビンセントブラックシャドウに行きたかったのですが、忘れていました削ってしまったエキゾーストを・・・
削った物は当然ながら作っておかないと前には進めません(笑)
キットのエキゾーストはこんな感じです、まあ市販の安いミニカーならこれで良いのかもしれませんが、私の作品ではまずOKとはゆきません・・・当たり前です。
エキゾーストの取り回しに付いてはキットの通りではサイレンサーの後からタイヤを避ける様に内側に寄ってそのまま真っすぐに後に出ています、一見良い様に思うでしょ?
でもこの取り回しではダメなんですよ。
リアタイヤの内側にはサスペンションやドライブシャフトが有ります、ましてこの車は独立式のサスペンションで中央のデフはシャーシ側に固定してありドライブシャフトとサスペンションアームはタイヤと一緒に上下しますからその部分にエキゾーストを通せば当然当たってしまいます。
実車では動かないデフのすぐ横を通してある様ですね。
つまりサイレンサーの後から大きく内側に寄ってデフのサイドを通ってから外側に開いてゆき両サイドに振り分けられます。
実車でも曲がりを調整しないと当たるらしく微調整をしていますね。
エキゾーストを曲げてゆきます。
素材は1.2mmの真鍮線ですがこのサイズは常時使わないので素材の入っている箱から探し出しました。
左右で同じ物を作る場合は植えから重ねておいて調整をしながら曲げてゆきます。
シャーシに当ててみました左右で同じ部分を通る様に微調整ですね。
左右に並んだパイプを曲げたい場合には左右においておいて微調整・・・まあ当たり前の事なんだけど・・・。
一番後ろ側だけはマフラーエンドが少し太くなっているので完全に沿わせるのではなく少し隙間を空けておくのが良いですね、実車もそうなっています。
2本のエキゾーストパイプに止めをハンダ付けします。
実車もこんな感じで束ねていますよ・・・
止めの金具のいくつかを長く延ばしておいてシャーシへの差し込みピンにします。
パイプだけ作ったら閉店時間になってしまいました、残りの作業は明日の作業に致します。
明日はマフラーの完成までのご紹介になります、本日はお疲れさまでした~明日も頑張ろう~!