夜になってまた雪が降って来た山陰です
本日はダブルヘッダーでブログを更新しています(笑)
昨日と本日は雪のため厨房のK子さんはお休みなので必然的に私が厨房係です。
お昼の3時間はしっかり厨房で仕事です・・・無給ですけどね(笑)
やる事やっとけば家内のご機嫌は大変麗しい・・・世のお父さん達は良くご理解頂けるんじゃないかと・・・(笑)
さてそれ以外の所では制作を進めます・・・がちょっと番外編です
勿論デイトナも少し進めていますが今日はこちらが優先でお伝えしましょう(笑)
先日コメント欄に入ったSOSはこのアストンマーチンDBR9でした
イクソの1/43ダイキャストミニカーなのですが、残念ながら最初からリアの牽引フックが1台だけ付いていなかったらしいのです。
ちなみにこちらは付いている方です・・・
材質は多分ステンレスで断面を見ますと若干ハーフが有りますのでエッチング製と言う事がわかります
まあ他に作り様が無いのですが・・・・
大きさを検証しますと外径が3.0mm内径が2.0mmと言う所ですからリングの部分は0.5mmの幅という事になりますね
厚みは0.2mmですが同じ厚みの真鍮板を使いますと同じ金属ながら強度が少し落ちてしまいます
0.3mmの真鍮板をロールで少し伸ばして0.25mm程度の真鍮板を作りました
見た目の厚みはエッチングの0.2mmとあまり変わりませんが少しでも近い物を作りたいので少し遠回りです。
なぜ同じ物にこだわるのかと言いますと今回はお客様が同じ車を2台(ゼッケン違いで)お持ちなので当然その二つを並べて鑑賞される訳です
大きさや形状が違った牽引フックが付いていたら興醒めですよね。
(実車の牽引フックが違うなら勿論それも有りですが・・・)
今回は部品を作るだけでなく同じ牽引フックを作ると言う部分が大切な訳です。
前置きが長くなりましたが中央に2.0mmの穴を空けました。
次は周囲を削ってゆきます
注意したいのは接着部分は長方形に残して残った部分を円形に削らなければならない事です
これは使わなかったものです
実は形状を整えては完品のミニカーの牽引フックに並べて雰囲気を確認しながら削ってゆきますが
だいたい良かったので中央の穴の部分に丸ヤスリを差し込んで削りました
それがいけなかったのです
穴の中に丸ヤスリを差し込んでグリグリと回しながら削ったら穴の中は綺麗な丸になりましたがリング全体が伸びてしまって大きくなってしまいました・・・
僅かな事なのですがこんな単純な形状の部品で大きさの違いはちょっと良く無いですね〜
もう一度最初からやり直して今度は良さそうです・・・
今度は先ほどの丸い部分をハンドバイスにくわえて長方形の余分な部分を接着ピンの形状に削ります
ハンドバイスから飛び出している部分がピン形状に削った真鍮板ですね
この完成品にはボディ側にピン穴は有りませんが接着強度を上げる為には穴を開けてピンで留める必要性が有ると思います。
僅かな事ですが出来るだけ接着強度を上げたいのでね〜
部品が完成しますとこんな形状になっています
こちらが標準の牽引フックです
牽引フックが少し後ろ上がりに接着されていたので老婆心ながら一旦外して水平になる様に付け直ししておきました・・・。
こちらが今回制作した牽引フックでまだ未塗装ですが取付けて雰囲気を確認します
接着ピンが有るので接着剤を付けなくてもこの状態で固定出来ています・・・このままってことは無いですけどね。
塗装の準備です
両面テープで固定しますと裏表と2回塗装する事になりますが、その場合塗膜が厚くなりますので1回で済ませる為に
爪楊枝に穴を開けて接着ピンを差し込んで仮固定します
こうすると1回の塗装で裏表が塗れます
塗膜も薄く出来る訳です
でも密着を考えるとサフはウレタンホワイトサフで上塗りはクレオスのラッカーです
ウレタンカラーでも良いのですが少しでも塗膜を薄くしたい・・・のです
塗装が乾くまでにしなければならない事
箱の蓋を支えるリボンが二つとも接着が剥がれていますので直しておきましょう
このボックスの蓋は大変重いのでこのリボンの接着では支え切れなかったんでしょうね〜
リボンの接着位置を考えるとこの様に蓋が後まで来ない位置関係になっていたと思うのです、なのでリボンが常時引っ張られて外れたのでしょう
今回は蓋の後側が下に付く位置でリボンを接着しましたので開けっ放しで展示してもリボンは外れないと思うのだけど・・・
塗装の終わった牽引フックをミニカーに取付けました
如何でしょうか?
これでどちらが修理をしたのかわからなくなったと思います
最後にクリーニングをして仕上げましょう〜
予定通りならこれで本日中にお客様の元に戻るはずです
ちょっと雪に寄る配送の遅れが気になりますが・・・無事に戻って頂きたいですね。
本日はダブルヘッダーでブログを更新しています(笑)
昨日と本日は雪のため厨房のK子さんはお休みなので必然的に私が厨房係です。
お昼の3時間はしっかり厨房で仕事です・・・無給ですけどね(笑)
やる事やっとけば家内のご機嫌は大変麗しい・・・世のお父さん達は良くご理解頂けるんじゃないかと・・・(笑)
さてそれ以外の所では制作を進めます・・・がちょっと番外編です
勿論デイトナも少し進めていますが今日はこちらが優先でお伝えしましょう(笑)
先日コメント欄に入ったSOSはこのアストンマーチンDBR9でした
イクソの1/43ダイキャストミニカーなのですが、残念ながら最初からリアの牽引フックが1台だけ付いていなかったらしいのです。
ちなみにこちらは付いている方です・・・
材質は多分ステンレスで断面を見ますと若干ハーフが有りますのでエッチング製と言う事がわかります
まあ他に作り様が無いのですが・・・・
大きさを検証しますと外径が3.0mm内径が2.0mmと言う所ですからリングの部分は0.5mmの幅という事になりますね
厚みは0.2mmですが同じ厚みの真鍮板を使いますと同じ金属ながら強度が少し落ちてしまいます
0.3mmの真鍮板をロールで少し伸ばして0.25mm程度の真鍮板を作りました
見た目の厚みはエッチングの0.2mmとあまり変わりませんが少しでも近い物を作りたいので少し遠回りです。
なぜ同じ物にこだわるのかと言いますと今回はお客様が同じ車を2台(ゼッケン違いで)お持ちなので当然その二つを並べて鑑賞される訳です
大きさや形状が違った牽引フックが付いていたら興醒めですよね。
(実車の牽引フックが違うなら勿論それも有りですが・・・)
今回は部品を作るだけでなく同じ牽引フックを作ると言う部分が大切な訳です。
前置きが長くなりましたが中央に2.0mmの穴を空けました。
次は周囲を削ってゆきます
注意したいのは接着部分は長方形に残して残った部分を円形に削らなければならない事です
これは使わなかったものです
実は形状を整えては完品のミニカーの牽引フックに並べて雰囲気を確認しながら削ってゆきますが
だいたい良かったので中央の穴の部分に丸ヤスリを差し込んで削りました
それがいけなかったのです
穴の中に丸ヤスリを差し込んでグリグリと回しながら削ったら穴の中は綺麗な丸になりましたがリング全体が伸びてしまって大きくなってしまいました・・・
僅かな事なのですがこんな単純な形状の部品で大きさの違いはちょっと良く無いですね〜
もう一度最初からやり直して今度は良さそうです・・・
今度は先ほどの丸い部分をハンドバイスにくわえて長方形の余分な部分を接着ピンの形状に削ります
ハンドバイスから飛び出している部分がピン形状に削った真鍮板ですね
この完成品にはボディ側にピン穴は有りませんが接着強度を上げる為には穴を開けてピンで留める必要性が有ると思います。
僅かな事ですが出来るだけ接着強度を上げたいのでね〜
部品が完成しますとこんな形状になっています
こちらが標準の牽引フックです
牽引フックが少し後ろ上がりに接着されていたので老婆心ながら一旦外して水平になる様に付け直ししておきました・・・。
こちらが今回制作した牽引フックでまだ未塗装ですが取付けて雰囲気を確認します
接着ピンが有るので接着剤を付けなくてもこの状態で固定出来ています・・・このままってことは無いですけどね。
塗装の準備です
両面テープで固定しますと裏表と2回塗装する事になりますが、その場合塗膜が厚くなりますので1回で済ませる為に
爪楊枝に穴を開けて接着ピンを差し込んで仮固定します
こうすると1回の塗装で裏表が塗れます
塗膜も薄く出来る訳です
でも密着を考えるとサフはウレタンホワイトサフで上塗りはクレオスのラッカーです
ウレタンカラーでも良いのですが少しでも塗膜を薄くしたい・・・のです
塗装が乾くまでにしなければならない事
箱の蓋を支えるリボンが二つとも接着が剥がれていますので直しておきましょう
このボックスの蓋は大変重いのでこのリボンの接着では支え切れなかったんでしょうね〜
リボンの接着位置を考えるとこの様に蓋が後まで来ない位置関係になっていたと思うのです、なのでリボンが常時引っ張られて外れたのでしょう
今回は蓋の後側が下に付く位置でリボンを接着しましたので開けっ放しで展示してもリボンは外れないと思うのだけど・・・
塗装の終わった牽引フックをミニカーに取付けました
如何でしょうか?
これでどちらが修理をしたのかわからなくなったと思います
最後にクリーニングをして仕上げましょう〜
予定通りならこれで本日中にお客様の元に戻るはずです
ちょっと雪に寄る配送の遅れが気になりますが・・・無事に戻って頂きたいですね。