政府は2月12日、島根県が2月22日に開催する「竹島の日」記念式典に亀岡内閣府政務官を派遣する方針を固めた。
同県の溝口知事は安倍首相や関係閣僚を招待する意向を示していたが、政府は韓国側を過度に刺激しないため、昨年同様、政務官を出席させることにした。
式典は2006年から開催されており、昨年は島尻内閣府政務官(当時)が政府関係者として初めて出席した。
自民党は2月17日、「竹島の日」記念式典に、党役員から竹下組織運勲本部長(島根2区)、松本青年局長の2人を派遣すると決めた。
昨年と同様の対応で、2月17日の党役員会で報告された。
竹下氏のほか、細田幹事長代行(島根1区)たち同党の県選出国会議員も全員出席する予定。
島根県によると、これら以外に自民党、民主党、日本維新の会、みんなの党、結いの党の国会議員が出席する見通しという。
それにしても、安倍首相が式典に参加しないとは情けないかぎり。
韓国外務省の金東北アジア1課長は2月14日、在韓日本大使館の長尾参事官を呼び、式典開催や政務官派遣の中止を求めた。
韓国の外務省当局者も同日、「日本が昨年に続き今年もこのような挑発を強行することは容認できない」と述べた。
同当局者は竹島(韓国名・独島)について「日本による朝鮮半島侵奪の最初の犠牲となった」と主張。
「日本が挑発を強行するなら、われわれは基本的な立場に基づき断固として対応する」と警告した。
いつものことだが、不法占拠する盗人の発言にはあきれる。
韓国の趙外務省報道官が「到底理解できない」と言っているので、島根県の溝口知事は、趙氏に「参加すればきっと理解できます」と書いた「竹島の日招待状」を送ってみてはどうだろうか。