「低体重の出生、不妊の恐れ 藤田保健衛生大が調査」というニュースですが、ちょっと疑問があります。
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排卵障害のない女性が平均約3200グラムだったのに対し、排卵障害の女性は同2490グラムで「低出生体重児」(2500グラム以下)に相当。胎児期に低栄養状態にさらされ低体重で生まれると、大人になって糖尿病や高血圧など生活習慣病のリスクが高くなるという「成人病胎児期発症説」が注目されているが、女性不妊との関連を具体的に示したのは初めてという。
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とのことですが
1)母親の喫煙により出生体重が少なくなることはよく知られています。
また、同様に
2)母胎内の喫煙暴露により男性も女性も不妊の頻度が高まることもわかっています。
となると、低出生体重児に不妊が多いという「関連を具体的に示したのは初めて」とおっしゃいますが、ここには母親の喫煙の有無についての検討が必要なのではないでしょうか。記事を見る限りでは、それについての情報は全く触れられていません。何かわかりましたら、後日追加したいと思います。
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排卵障害のない女性が平均約3200グラムだったのに対し、排卵障害の女性は同2490グラムで「低出生体重児」(2500グラム以下)に相当。胎児期に低栄養状態にさらされ低体重で生まれると、大人になって糖尿病や高血圧など生活習慣病のリスクが高くなるという「成人病胎児期発症説」が注目されているが、女性不妊との関連を具体的に示したのは初めてという。
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とのことですが
1)母親の喫煙により出生体重が少なくなることはよく知られています。
また、同様に
2)母胎内の喫煙暴露により男性も女性も不妊の頻度が高まることもわかっています。
となると、低出生体重児に不妊が多いという「関連を具体的に示したのは初めて」とおっしゃいますが、ここには母親の喫煙の有無についての検討が必要なのではないでしょうか。記事を見る限りでは、それについての情報は全く触れられていません。何かわかりましたら、後日追加したいと思います。