踊る小児科医のblog

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大河「義経」の語る物語に期待

2005年04月08日 | ART / CULTURE
民放のドラマは「ごくせん」以外はなにも見ていないのですが、今年のNHK大河ドラマと朝の連ドラについて、ここまでの時点でごく簡単な感想を書いておきましょう。
連ドラ
「天花」意味不明の過去最低作でした。周囲のキャストも空回りばかり。仙台が舞台だっただけに残念の一言。12点。
「わかば」これも理念ばかりで面白くなかった。途中から週3日ノーテレビデーで半分しか見なくなったのですが、それでも大差なかった。父親不在の問題を安易にドラマ化しすぎる(ふたりっ子など多数)。父親と瓜二つのマスターという設定自体が不気味で無意味。主役は天花より良かったが、思い入れが伝わってこない。(緑と共生する家なんていまどき当たり前すぎないか)51点。
「ファイト」主人公は前2作よりもずっと良い。印象も悪くないが、父母が若すぎないか。ソフトボールの監督もステレオタイプ。親友との確執もありがちだが、まあ見れそう。同様に週3日ノーテレビデーで半分しかみていないのですが、期待を込めて68点。
大河
「義経」豪華キャストと平安の衣装きらびやかで、主人公や時代もいわゆる「大河」の王道路線をいく娯楽作(新平家、草燃ゆるを思い出しながら)。弁慶と牛若のシーンなど演出過剰だが、これも許せる。しかし、上戸彩はともかく後藤真希の配役は不自然ではないか。更に、主人公や静御前らの「創価学会人事」批判もあるのだそうな。その辺は関知しないが、いわゆるドラマではなく「物語」をきちんと伝えてほしい。これも期待を込めて79点。