栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

不二家問題について:人々の感覚が麻痺しているのではと危惧

2007-01-31 18:40:55 | 視点
<読者投稿>

「栗野的視点No103で「おかしいのは不二家だけではない!」とその関連は、
たいそう興味深く読めました。
去年から続く「企業の哲学」の問題でしょうね。
100%なんて物理の中でも「計算の中だけに存在し計算以外では無い」と定義
されています。つまり社会は0から99%でなりたっているので失敗は付き物だとい
うことを事前に知れば常に1%以上のミスに対する対応策を考えていなければい
けないということです。
何かあれば、まずよく聞き、謝罪し、ミスを感謝し、次の行動をとる、しかし今
後も100%は無い、ということかなと思っています。
ITの僕が言うのもなんですがパソコンが出来て片足が、100%がなりたつ物理
計算の世界(バーチャル空間)に接して、人々の感覚が麻痺しているのではと危
惧する点も有りますね。

ついでですが、僕は不二家が言う「安全宣言」と、政府が言う「戦後最長の好景
気」もどちらも発信側だけの判断宣言ということでは共通点がありそうと思って
いますが、今マスコミで不二家を論じても好景気を検証する方は怖くて(植草事
件?)出てこないのでしょうかね。

SuperITコンサルタント 平田
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