栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

多発するあおり運転とカーフェイスの関係

2020-04-06 14:00:00 | 視点

 車が怒っている! どの車も目をつり上げている。なかには顔をフェイスマスクで覆い、まるで鎧武者さながらに他を威嚇している車まである。かつては円らな瞳をしたカワイイ車が多かったのに、いまでは軽自動車でさえ目をつり上げた睨み顔に変わっている。
 なぜ怒っているのか。何に怒っているのか--。

コワモテ顔の車が激増

 車のヘッドライトが他を威嚇するつり目になってきたことに少し前から違和感を感じていた。最近は若者も高齢者も皆、なぜかイラついている。だが車までイラつき、怒ることはないだろう。
 目をつり上げているだけならまだましで、ミニバンに至っては「オラオラ顔」をし、そこどけそこどけと他を威嚇しながら走っている。これでは事故も増えるはずだ。その顔からは譲り合いの気持ちなど微塵も感じられないのだから。当然、そんな車に乗っている人も同じ気持ちになり、ちょっとしたことで「俺の進路を邪魔した」と怒り、あおってくる。

 

オラオラ顔が売れる

 「オラオラ顔」をした車が後ろから迫ってくると気持ちが悪いが、「オラオラ顔」をしたミニバンの方がよく売れているらしい。

 デザインだけで車が売れるはずはないだろうが、売れ行きにデザインが大きく関係しているのは他の商品同様に事実だ。
 商品は市場に初めて登場した頃は機能で売れ、しばらく機能競争が続くが、成熟段階に入るとデザインが優先される。

付加より「省く」技術で

 

 システムは複雑になればなるほど事故を防ぐどころか逆に大惨事を招く。「Simple is best」。

それをある部分で証明する動きが今年、アメリカ海軍で起きている。1年前、駆逐艦に装備されたタッチスクリーン式のインターフェースを廃止し、従来の機械式コントロールに

 

  全文はHPに収録

   http://www.liaison-q.com/kurino/Carface1.html

 

 


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