栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

大雨の影響か、蓮の花異変

2010-07-30 23:06:54 | 視点
 今年は梅雨時期に降った大雨の影響だろうか、各地で蓮の花に異変が起きていた。
 7月中旬に訪れた佐賀県みやき町の千栗土居公園は5輪しか蓮が咲いていなかったし、同じ日に訪れた熊本県山鹿市の古代ハス公園では「今年は花が小さかですね」という声を聞いた。
 訪れた見物客から「あまり咲いていませんね。まだ早いんでしょうか」と尋ねられ、「今年は恐らくこんな咲き方ではないでしょうか」と返事をしておいた。

 こうした現象は九州だけかと思っていたら、宮城県登米市迫町はハスの生育不良で、8月1日から予定されていた「長沼はすまつり」を中止したとのこと。
同地で「はすまつり」が中止になったのは昨年に続き2年連続。

 また、いわき市内郷白水町、願成寺の浄土庭園は毎年大輪の花を咲かせる古代ハスで有名だが、今年はほとんど咲いていないらしい。

 蓮の花に限らずいえるのは、地球環境が狂い始めているということ。
昔なら梅雨時の雨は「しとしと」と降るものだった。
それがここ数年は土砂降り、豪雨に変わっている。
それとともに人の心も荒み、すべてかゼロか、という選択肢のみで動かされているように感じる。
 一人一人が真剣に地球環境のことを考えていかないと、やがて大変なことになる。

 (写真は岡山県久米南、ハス園の蓮)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。