栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

そんなに問題か、鳩山氏の政界引退方針撤回発言。

2010-10-26 23:31:01 | 視点
 鳩山前首相が政界引退方針を撤回するような発言に批判が集中しているが、鳩山氏の方針撤回がそんなに問題だろうか。
「言葉に責任を持て」という意見は分かるが、使う場所を間違っているとは言わないが、この程度のことで言うことではないだろう。
政界を引退するといって撤回した人は過去に何人もいるわけだし、それよりは当選時の所属政党を任期中に替えることの方が問題だと思うが。

 個人的には政界引退発言そのものを信用していなかったから、ああ、やはり議員活動継続かという程度の感想しかないが。
 なぜ、鳩山氏の政界引退発言を信用していなかったかと言うと、鳩山氏にとって民主党は自分が創ったという意識が強いからである。
 会社で言うなら創業者意識である。
実際、設立当時にかなりの資金も提供しているはずだ。
オーナー経営者がなかなか会社から離れないように、鳩山氏も理想は理想として、現実的にはそうあっさりと自らが創り上げた党を離れることはできないだろう。
その辺の感情は他の党員とは違うはずだ。
特に民主党に対する風向きが変わって来つつある現状では。

 いずれにしろ、この程度のことであまり騒ぎすぎるのはおかしい。

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