栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

WiFiタブレットを使い倒す。(1)

2016-04-28 16:22:51 | 視点
 いままでタブレットを多少バカにしていた。パソコン(PC)に比べると、あんなものはインターネットの閲覧とメールの送受信程度にしか使えないだろうと考えていたからだ。実際、私自身の使い方がそれにほかならなかった。
 ところが最近、案外使えると認識を新たにした。とりわけ中高年にとってはPCよりタブレットの方が便利だと。

タブレットは中高年向き

 タブレットの利点は

1.スイッチオンですぐ使えること

2.キーボード、マウスが不要なこと

3.軽量コンパクトなため利用場所を選ばないこと

4.比較的安価なことだ。

 しかし、これらはメリットであるとともにデメリットでもある。
特に2と3の項目は。キーボードやマウスが不要だと本体も設置スペースもコンパクトで済み、それがタブレットの大きな魅力でもあるが、こと操作性という点では著しく不便だ。

 文書等の閲覧には便利だが、文書を書くという点ではPCにはるかに及ばない。
コピーや貼り付けという作業一つとってもPCのようにはいかない。その操作だけでPCの何倍かの時間がかかる。
 それなら外付けキーボードを利用すればいいようなものだが、それではタブレットの魅力が半減する。また外付けキーボードを付けるぐらいなら11インチサイズのモバイルPCの方がいいということにもなる。

 3の軽量コンパクトを実現するために犠牲にされた部分も多い。
タブレットは基本的にインターネットに接続した状態で使うことを前提に作られているから、ネット未接続状態ではまず使えない(役に立たない)。データ等の記憶容量も少ない。

 早い話ネットに接続してなけれぱ「ただの板」で、PCと同じようには使えないし、PCの代わりと考えてはいけない。
 にもかかわらず、なぜ中高年にはタブレットがいいのか。

 私自身がタブレットを使って分かったことだが、この端末は閲覧向きだということ。
インターネットの画面を見たり新聞や電子ブックを読んだりするには便利なことこの上ない。

 軽くてコンパクトだから、どこにでも持ち運べるし、スイッチを入れればすぐ画面が出てくる。PCのようにスイッチを入れてから画面が出てくるまでしばらく待たされるということがない。

 私が最初に使ったタブレットはNexsus7。これは名前から分かるように7インチサイズ。片手で持つのにちょうどいい大きさで、持ち運びが苦にならない。
 言い換えればモバイルにピッタリということだが、生憎私の場合は外に持ち出して使うことはないから、もっぱら自宅専用。

 主な使い方はメールのチェックとインターネットの閲覧。
そしてこれが中心だが、新聞の閲覧である。

 新聞は紙をやめて、もっぱらタブレットを使い、ネットで読んでいる。各紙の専用アプリを使えば紙の新聞と同じ形で読めるので、パソコンよりはよほど読みやすい。かくして毎朝、タブレットのお世話になっている。まあ言ってしまえば、新聞を読むためにタブレットを使っているようなものだ。

 その程度の使い方しかしないならわざわざタブレットを買う必要はなかったのではないかと言われれば、その通りだろう。ちょいと興味本位で買ってしまったというのが正直なところ。これが2万円も3万円もしたなら買ってないが、1万6000円台になっていたから、この価格なら買って損はないだろうと、安物買いの錢失いになる危険性を承知しつつ買ってしまった。

 新聞専用程度にしか使ってなかったタブレットなのに数か月前、なぜか10.1インチサイズのタブレットをまた買ってしまった。それもアンドロイドのを。
 実はこの時Windowsタブレットを考えていた。同じアンドロイド系を2つ持っても仕方ないし、Windowsタブレットならパソコンとの親和性がいいからだ。ただ色々調べると操作性等でアンドロイドの方に分があった。外付けキーボードを使わなければ特に。







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