栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

福田総理誕生の裏でうやむやになるのか安倍氏辞任の真相

2007-09-28 13:07:32 | 視点
 小泉政権誕生以来思考停止状態が続いている自民党は今回も目覚めることなく、福田総裁を誕生させてしまった。誰も彼もが勝ち馬に乗りたがるのは最近の日本人の傾向だが、政治家までもが同じレベルになってしまったようだ。とはいえ、このようにしたのは小泉氏だが、今回の福田政権誕生に一役買った戦犯は誰あろう麻生氏自身でもあった。
 「安倍の次は俺」という過信が招いたまさかの福田総裁誕生である。確かに演説は麻生氏の方が格段にうまい。しかし、麻生氏の喋り方からは(あの口の歪みから受ける不誠実、奢りのイメージは別にして)小泉ー安倍につながる、いやそれ以上に強権的なものを感じさせた。その姿勢が反発を招いたのは否めないだろう。

 ただ麻生氏が総裁選で「古い自民党と、小泉改革以来の新しい自民党との再試合だ」と、派閥主導の選挙を批判したのは大衆受けする言葉で、実際には派閥手動の選挙でなかったのは結果からも明らかである。
 福田氏が言っていたが、いまの派閥は「政策研究グループ」でしかなく、昔のような一枚岩的なまとまりはすでに失っている。それは一人一人の議員に誓約書まで書かした町村派からもかなりの麻生支持票が出たことでも分かる。派閥がかつての力を失ったのは小泉政権からで、「自民党をぶっ壊す」といった小泉氏が「党」の代わりに「派閥」を「ぶっ壊した」というわけだ。

病気辞任説は本当か?

 以下、見出しのみ
説得力がある「お坊ちゃま」辞任説

官僚とのコミュニケーション不足

直接の引き金は安倍氏自身の3億円脱税疑惑

   全文はリエゾン九州のHP内の「栗野的視点」で








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