民主党代表選がいよいよ大詰めになった。
それにつれ支持する声が増えているのが小沢一郎だ。
実際私の周辺(中小企業経営者)では小沢支持の声が多い。
小沢氏に期待する理由は
1.官僚にきちんとモノを言えるのは小沢氏だ。
小沢一郎という政治家が一貫して行おうとしているのは政治主導の政治で、この点が菅氏さん明確に違う。
菅さんは野党時代には政治主導といっていたが、財務相に就任したときから明らかに財務官僚に取り込まれた。
そして首相就任後は完全に官僚の言いなりだ。官僚を持ち上げてさえいる。
それなのに、そこをしっかり見ない人が多い。
いまや菅内閣は官僚主導の「官」内閣と言われている。
2.円高阻止のためにはアメリカに対して強くモノを言える小沢氏しかいない。菅さんでは経済は回復しない。
菅さんの一番の欠点は発言、軸足がブレること。よくいえば現実主義者、悪く言えば日和見主義。
菅内閣の円高対策は全く見えない。
選挙でも「雇用、雇用、雇用」と言っているが、雇用を増やすためには経済を回復し、中小企業を元気にしなければならない。
中小企業が元気になるにはまず急激な円高をストップさせなければならない。
小沢氏は官僚が予算と人事権を握っているいまのシステムを根本から変えなければダメだと言っている。当然、官僚は戦々恐々で、何が何でも小沢首相を潰したがっている。
中小企業の経営者というのはそういうところをきちんと見ているわけだ。
もちろん政治とカネの問題はクリーンに越したことはない。
しかし、いまそれが焦眉の問題かと言えばそうではないだろう。
極論すれば政治とカネの問題は完全にクリーンになることはない。
アメリカでもイギリスでもカネの問題は常に付きまとっている。
完全潔癖主義より、いまベターなものを選択すべきだろう。
小沢氏は細部に強い男ではない。
小沢氏がトップで、全体の骨組みを示し、各大臣にその道のスペシャリストを配する内閣こそ最も望ましいのではないかと考えている。
選挙中に小沢氏が言った「菅さん、鳩山さんにも内閣に入ってもらう」という案は大賛成だ。
菅さんは自らがトップに立つのではなく、誰かの下で、得意な分野を自由にやるときに最も力を発揮するタイプだ。
薬害エイズ問題の処理などがその典型だ。
菅氏に国家観がないのは国家戦略室の縮小を発表したことでも明らかだ。
だが選挙に入ると発言を修正しだしたが、恐らく菅さんが再び首相になるとやはり国家戦略室は実質廃止になるだろう。
そういうところを民主党員はきちんと見ずに、人気投票的な「民意」に左右されていてどうするのか。
小沢=反オープンというようなイメージを盛んに菅支持派が流しているが、従来、代表記者会見などは記者クラブが独占していたのを広く他のメディアにも開放したのは小沢氏である。
民主党内閣では各大臣もこれに習う動きが出ているが、その本を作ったのは小沢一郎氏で、彼が民主党代表になったときからそうしたという事実を皆は知っているのだろうか。
もう少し目を見開き、いまの日本を主導していけるのは誰かという観点で選んで欲しいものだ。
それにつれ支持する声が増えているのが小沢一郎だ。
実際私の周辺(中小企業経営者)では小沢支持の声が多い。
小沢氏に期待する理由は
1.官僚にきちんとモノを言えるのは小沢氏だ。
小沢一郎という政治家が一貫して行おうとしているのは政治主導の政治で、この点が菅氏さん明確に違う。
菅さんは野党時代には政治主導といっていたが、財務相に就任したときから明らかに財務官僚に取り込まれた。
そして首相就任後は完全に官僚の言いなりだ。官僚を持ち上げてさえいる。
それなのに、そこをしっかり見ない人が多い。
いまや菅内閣は官僚主導の「官」内閣と言われている。
2.円高阻止のためにはアメリカに対して強くモノを言える小沢氏しかいない。菅さんでは経済は回復しない。
菅さんの一番の欠点は発言、軸足がブレること。よくいえば現実主義者、悪く言えば日和見主義。
菅内閣の円高対策は全く見えない。
選挙でも「雇用、雇用、雇用」と言っているが、雇用を増やすためには経済を回復し、中小企業を元気にしなければならない。
中小企業が元気になるにはまず急激な円高をストップさせなければならない。
小沢氏は官僚が予算と人事権を握っているいまのシステムを根本から変えなければダメだと言っている。当然、官僚は戦々恐々で、何が何でも小沢首相を潰したがっている。
中小企業の経営者というのはそういうところをきちんと見ているわけだ。
もちろん政治とカネの問題はクリーンに越したことはない。
しかし、いまそれが焦眉の問題かと言えばそうではないだろう。
極論すれば政治とカネの問題は完全にクリーンになることはない。
アメリカでもイギリスでもカネの問題は常に付きまとっている。
完全潔癖主義より、いまベターなものを選択すべきだろう。
小沢氏は細部に強い男ではない。
小沢氏がトップで、全体の骨組みを示し、各大臣にその道のスペシャリストを配する内閣こそ最も望ましいのではないかと考えている。
選挙中に小沢氏が言った「菅さん、鳩山さんにも内閣に入ってもらう」という案は大賛成だ。
菅さんは自らがトップに立つのではなく、誰かの下で、得意な分野を自由にやるときに最も力を発揮するタイプだ。
薬害エイズ問題の処理などがその典型だ。
菅氏に国家観がないのは国家戦略室の縮小を発表したことでも明らかだ。
だが選挙に入ると発言を修正しだしたが、恐らく菅さんが再び首相になるとやはり国家戦略室は実質廃止になるだろう。
そういうところを民主党員はきちんと見ずに、人気投票的な「民意」に左右されていてどうするのか。
小沢=反オープンというようなイメージを盛んに菅支持派が流しているが、従来、代表記者会見などは記者クラブが独占していたのを広く他のメディアにも開放したのは小沢氏である。
民主党内閣では各大臣もこれに習う動きが出ているが、その本を作ったのは小沢一郎氏で、彼が民主党代表になったときからそうしたという事実を皆は知っているのだろうか。
もう少し目を見開き、いまの日本を主導していけるのは誰かという観点で選んで欲しいものだ。