栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

感覚がおかしい安倍自民党総裁

2007-07-29 23:54:16 | 視点
 予想された結果とはいえ、民主党が過半数を超え、自民党は過半数を大幅に割ったどころか、片山参院幹事長まで落選した。
しかし、ここまで大敗したにもかかわらず、安倍総裁は早々と続投の意志を明らかにした。
 もちろん責任の取り方にはいろいろあり、やめるだけが責任の取り方ではないのはよく分かる。
だが、ここまで大敗しながら、自らの責任に言及しないのはどうか。
一方の小沢民主党党首は過半数を取れなければ党首を辞めるのみならず、政治家も辞めるとまで断言した。

 これはどちらの党が好きとか嫌いということではなく、組織としてみた場合に、トップが最終責任を取らない組織の下で働きたいとは思わないだろう。

 どうも安倍さんは今回のことに限らず感覚が少しおかしいようだ。
赤城農相の事務所費の問題の際でも、「すべて明らかにしなさい」と言えば済む話を、逆に赤城氏本人に代わって懸命に弁明していたし、この人の感覚は少しおかしいと思う。
 支持率低下の一因もそんな安倍氏に対する不信感もあったと思う。
となれば選挙結果に責任を感じるというのが普通だろう。
しかし、安倍総裁の思惑とは自民党内から総裁の責任を云々する意見が必ず出てくると思われる。
結果、最終的には辞任に追い込まれるに違いない。
ここまで大敗しながら、もし、自民党内から総裁の責任論(辞任)が出てこないようだといよいよ自民党はおかしい。


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