ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

お屋敷に咲いた卜伴(ボクハン)という椿

2010年02月16日 | 日記
このところ天候不順が続き散歩する機会が少なくさびしいです。
黄梅を見た日は畑に囲まれた地帯を歩きました。
明治時代はこの一帯は辺鄙な村だったに違いありません。
ところどころに500坪もある屋敷が数軒ありました。

写真の椿のある屋敷には椿が約10本フェンスのそばに植えられ、
梅の古木も10本ほどありました。
その中で目についたのは一風変わった咲き方の椿でした。

この椿に注目したのは数年前で、
ネットで調べたら卜伴(ボクハン)という品種で
咲き方は唐子咲き(からこざき)とわかりました。
唐子咲きとは雄しべや葯が花弁に変形したものをいいます。
江戸時代より知られた古典品種中の名花といわれます。

椿の中では乙女椿の咲き始めが好きですが、
この屋敷には乙女椿はありませんでした。
この贅を尽くした庭の風格に乙女椿のようなポピュラーな椿は
相応しくないようでした。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。