昨日は双眼鏡をもって市民の森に行きました。
出会った鳥はスズメ、ヒヨドリくらいでしたが、水路沿いの
藪の中からウグイスの地鳴きをはっきりと聞きました。
森の中に横に這うようにつるを伸したサネカズラは多かった
ですが、実はありませんでした。
杉の木に約7メートルもつるを巻きつけたサネカズラには
実が1個しかなく葉に隠れていました。
サネカズラの実を探すのを諦めかけていたら、足もとに
実がまとまって4個も垂れていました。
これだけ美しい球状の集合果を見るのは久しぶりでした。
昔サネカズラのつるから粘液をとって整髪剤に使ったそうで、
別名美男蔓(びなんかずら)と呼ばれます。
今年我が家の庭にサネカズラの稚樹を見つけました。
野鳥の落とし物から生えたに違いありません。
このまま育てて美しい実が成るのが楽しみですが、
図鑑を見たら雌雄異株とわかり、雌木であることを祈っています。