ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

里山のサネカズラ(美男蔓)

2012年11月25日 | 日記




昨日は双眼鏡をもって市民の森に行きました。
出会った鳥はスズメ、ヒヨドリくらいでしたが、水路沿いの
藪の中からウグイスの地鳴きをはっきりと聞きました。

森の中に横に這うようにつるを伸したサネカズラは多かった
ですが、実はありませんでした。
杉の木に約7メートルもつるを巻きつけたサネカズラには
実が1個しかなく葉に隠れていました。

サネカズラの実を探すのを諦めかけていたら、足もとに
実がまとまって4個も垂れていました。
これだけ美しい球状の集合果を見るのは久しぶりでした。
昔サネカズラのつるから粘液をとって整髪剤に使ったそうで、
別名美男蔓(びなんかずら)と呼ばれます。

今年我が家の庭にサネカズラの稚樹を見つけました。
野鳥の落とし物から生えたに違いありません。
このまま育てて美しい実が成るのが楽しみですが、
図鑑を見たら雌雄異株とわかり、雌木であることを祈っています。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。