ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ピラカンサスとクサギの実

2012年11月22日 | 日記




散歩コースの県営住宅跡地は、ケヤキの大きさから30年以上
空き地のまま放置されているとみました。
空き地の中にピラカンサスの実が真っ赤に色づいていたので
近づいたら、クエッ、クエッという鳴き声を出して飛び去る鳥の声が
聞こえてきました。
久しぶりに聞くツグミの声で渡ってきたなと思いました。

ピラカンサスの実は年が明けてからヒヨドリが食べるはずですが、
ツグミがいたのは渡ってきた直後で木の実を探して近づいたに
違いないと思いました。

空き地にはクサギ(臭木)の成木がありました。
たぶん野鳥の落とし物から生えたのでしょう。
萼(がく)が赤く色づき星形に開いて、藍色の実が光っていました。
植物学者の多田先生は「赤と藍の二色効果で鳥の目を引く作戦」
と表現しています。
鳥はクサギの実を食べて種を散布する役割を果たしています。

臭木という名前からも、妖しい実の色からも長い間クサギを敬遠して
いましたが、いまでは身近な観察の対象になっています。



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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。