半年ぶりに行った隣の区の市民の森にカラスウリの赤い実が
垂れていました。
最初に見つけたのは民有地の有刺鉄線の中で眺めるだけでした。
メジロが赤い実を食べているのをはじめて見ました。
次に見たのは市民の森の藪の中で藪をかき分けて近づきました。
カラスウリの赤い実は身近に見られる秋の風物詩ではと思います。
いま薄暗い針葉樹の中を歩くとヤブランの実をよく見かけます。
今年は裏年なのか実は少ないですが、カラスウリのそばで黒く
光ったヤブランを見つけました。
葉が蘭に似ているところから藪蘭の名がつきました。
春蘭探しをするとき藪蘭の葉にだまされやすいです。
この市民の森にはムラサキシキブが多く自生していますが、
今年は結実した実が極端に少なかったです。
やっと見つけたムラサキシキブはピントが合わず苦労しました。
図鑑を見たら、正式にはヤブムラサキでした。
ヤブの名がつきますが淡紫色の実は美しいです。