風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「75歳の美術科同期生の作品展『第3回旭美TEN』=名古屋の愛知県立旭丘高校美術科10期生」

2018-10-18 06:32:49 | アート・文化

 

名古屋にある愛知県立旭丘高校の美術科で学んだ10期生たちの「第3回旭美TEN」と題する作品展が、名古屋の地下鉄伏見駅に近い電気文化会館5階の西ギャラリーで開かれています。21日(日)まで。

1962年(昭和37年)の卒業。巣立った44人の中には有名な画家もいますが、プロにならなくてもさまざまなジャンルの美術を生きがいにして、創作活動を楽しんでいる卒業生が少なくありません。

 「還暦もとうに過ぎたのだし、そろそろみんなで作品を出し合って展覧会を開こうよ」と、65歳の時に第1回を開催。5年後の70歳(古希)では2回目、そして75歳になった今、3回目を開いたのです。

今回の出品者は19人。工芸、日本画、油彩、水彩、写真・・・。木彫や彫塑、名古屋友禅の出品も。さすが美術科卒を思わせる作品展です。

5年ごとの開催だと、次回は80歳(傘寿)になりますが――。

「その前の喜寿(77歳)もいいわね」「いずれにしても元気でいなきゃ」「大丈夫。女性は強いから」。賑やかな女性作家75歳のやりとりでした。