風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「さくらちゃん親子の一番うれしい時間=名古屋・東山動物園のアジアゾウ舎で」

2018-10-28 07:35:47 | アート・文化



久しぶりに名古屋・東山動物園の仲間たちを書きました。アジアゾウ「さくらちゃん」の家族です。

さくらは、早くも5歳8カ月になりました。
動物園の昨年春のデータでは体重が2000㌔を突破。子どものころのゾウは一般的に1日1㌔のペースで増えるそうですから、現在は2500㌔ぐらいでしょうか。

すっかり大きくなりましたが、いつもママのアヌラと一緒。広場で草を食べたり、散歩をしたり、観客に鼻をあげポーズをとって応えています。

母子にとって毎日の一番の楽しみは、同じゾウ舎ながら別の部屋なのでふだんは一緒に遊んだりできないパパのコサラと柵越しに交わすひとときでしょう。

 この日も、コサラが姿を現すと、母子は待ちかねていたように広場との間にある柵へ駆け寄りました。
親子は鼻を伸ばし、絡ませます。さくらは少しでも肌を接触させようと柵に体を擦り付け、足を柵の間から中に入れたりしています。

コサラが柵の上から鼻を伸ばして、さくらの頭や首筋に優しく押し当てたり撫でながら、何やら話しています。
「ちゃんと食べているか?ママの言うことをよく聞くのだよ」
「うん、砂遊びや水浴びもしているよ」
絵は10号です。