リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

文字通りの上から目線で見る雨と雪の競演

2021年12月15日 | 日々の風の吹くまま
12月14日(火曜日)。⛄☃🌧⛅。8時過ぎに目が覚めて、そろぉ~っとブラインドの隙間から外を窺ったら、うはぁ、白くなっている。5時半くらいに足が攣って起きた時にはまだ普通の雨だったんだけど、すごい変わりよう。きのうは300メートル以上の地域って言ってたのに、川べりまでずっとべた雪が積もってるじゃないの。市が融雪塩を撒いていなかったのか、眼下の6番ストリートは白い雪に心なしかくねくねしたタイヤの跡。歩道には人っ子ひとりなし。メトロバンクーバーでは、どの市町村も条例でビジネスにはオフィスや店舗、戸建ての住民には自宅が面する歩道の除雪を義務付けていて、午前10時までにやらないと罰金を取られる。もっとも、けさのべた雪のようなときはどうせ日中に解けるだろうと高をくくって無視する人がほとんど。でも、マンション住まいの場合は、管理人と管理会社が建物の前の歩道の除雪をするので、住人は高みの見物を決め込んで楽々。(そのための管理費なわけで・・・。)

ニュースによると、サレー、バーナビー、コクィットラム、ニューウェストミンスター、デルタが一番の降雪になったらしい。べた雪だから、針葉樹に雪がくっついて、ちょっぴり幻想的な風景で、クィーンズ公園の森はクリスマスカードになりそうな感じ。市の東端にある住宅地カリブーハイツは我が家のあるアップタウンと海抜がほぼ同じで、ふだんはクィーンズ公園の向こうにぼぉ~っとして見えるのに、けさは雪を被った家々の屋根がおもしろい絵になっている。ゴリラ顔が大口を開けて吠えているような顔になったコクィットラム山の北の方、手前の山並みに雪が降ると斜面に白い「花」が咲くんだけど、雪質のせいか、今日はずいぶん違って見える。大輪の花か、それとももこもことした羊の群れか・・・。







とにかく午前中は巨大なぼた雪がぼとぼとと降って来たかと思うと、普通の雨になったり、雪らしいのがひらひらと降ったりと、目まぐるしく天気が変わっていたのに、昼時になったら、今度はいきなり南東の地平線が明るくなって、へえ、アメリカ側は晴れて来たのかと思っていたら、やがて南の川の下流の方に青空が広がって、川面がきらきらと輝き、遠くにサンフアン諸島(アメリカ)の島影。ほんっとにマザーネイチャーは気まぐれだなあ。




刻々と変わる冬景色にうつつを抜かしているうちに、午後はあっという間に過ぎて、いつの間にか黄昏れ時。やれやれ、今日は何にもしなかったような気がする。天気予報は、明日の朝までは雪交じりの雨(つまりべた雪)で、日中はずっと曇り。あしたこそは滞りがちな「やることリスト」を何とかしなくちゃ・・・。