リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

クリスマスの準備はホームストレッチ、コロナもそうだといいのに

2021年12月21日 | 日々の風の吹くまま
12月20日(月曜日)。☀☀。今日も晴れ。バルコニーの温度計は1.3度で、最低はマイナス0.2度。移植したレタスを入れてある温室ボックスの中は2度で、最低は0.8度。ぎりぎりだなあ。天気予報によると木曜日の夜から雨交じりの雪になり、金曜日の夜から気温が下がって雪模様。クリスマスは小雪ちらちらで、翌朝の最低気温は(ギョッ)マイナス7度。これ、もう異常寒波じゃないの。ま、1週間先の話だから、予報が外れることを祈るとしても、レタスはその前に中に取り込んで摘み菜にするしかないねえ。

今日はいの一番からクリスマスカードの発送に向けてホームストレッチ。国内と航空便と合わせて全部で16通。最後の最後は今でも時たま仕事を引き受けているお得意さん宛のカレンダー。出版翻訳のプロジェクトはゴール間近ながらまだ続いていて、ワタシの仕事は校正の方はとっくに終わったけど、リサーチの方は先々週とおとといに翻訳者から質問が来て、ググりまくって答を探してあげたところ。まあ、社長一家とは家族ぐるみの付き合いなので、毎年お歳暮を別に送って、カレンダーはオフィスへのプレゼント。きのうスーパーへ行ってドンと買い物をして来たので、今日は郵便局でカードとカレンダーを発送した後、角の酒屋でワタシのムッシュ・ヘネシーの他に赤と白のワインを3本仕入れて、郵便局の隣に新しくできた肉屋でミックスオリーブ、骨付きラム(フレンチラック?)、そしてイタリアのクリスマスの定番パネットーネ。みんなマンションの正面玄関の道路向かいに並んでいるから、トカイナカならではの便利至極で、徒歩1分足らず。肉屋は「Full Basket Butchery」と言うしゃれた名前で、若いオーナーは人当りが良くて、ケースに並んでいる品物(ほとんどが郊外の農家から仕入れたもの)は見ただけで質の良さがわかって、最上階に住むゴードンが褒めちぎっていた通り。うん、これから贔屓にしたいね。

コロナのオミクロン株が予想された通りに爆発的に広がっているようで、BC州でも週末3日の新規感染者数は前の週末の2倍以上。これでもロックダウン状態に戻ったケベックやオンタリオに比べるとそんなにひどい状況には見えないけど、全国の過去14日間の1日当たりの新規感染者の増加率がきのうの100%から今日は145%。でも、同じ期間の1日当たりの死者の数はきのうの4%増から今日は13%減になっているから、オミクロンはデルタほど怖くないんじゃないかという「かすかな希望の光」みたいなものが見える感じ。オミクロン株がこの調子でいい気になって派手にわぁ~っと拡散したら、早々に感染させられる人間が足りなくなって、行き詰ってしまうかもなんて妄想は時期尚早かもしれないけど、アフリカ諸国もWHOも先進国に向かって「助けてくれ、何とかしろ、ワクチンをくれ」と騒いでいないところを見ると、必ずしもただの希望的観測とは言えないような気がしないではない。ウィルスだって何だって、自然に出現したものならいずれは息切れすると思うし、もう3年目に入るんだから、そろそろトンネルの出口が見えて来てほしいよなあ。

このところバンクーバー市内の予約なしで行けるPCR検査センターでは、連日検査を受けようと言う人たちが長い列を作っていて、寒風の中で1時間以上並んで待ったというケースもあるそうな。国内旅行なら、ワクチン2回接種の証明があれば飛行機にも列車にも乗れるはずなのにと不思議に思ったら、職場で咳をしたら検査して来いと言われたとか、ちょっと鼻水が出るので念のためとか、家族が集まるのでとか、いろんな理由。なるほど、BC州ではまだ簡易抗原検査のキットを一般に配布していないから、今のところは気になったらPCR検査を受けるしかないってことね。配布を検討しているようだから、そのうちレストランに行くにもワクチンカードと「検査陰性」の両方が必要なんてことになるのかな。