リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

フレーザー川が上流から来た流氷でいっぱい

2021年12月30日 | 日々の風の吹くまま
12月29日(水曜日)。☀🌤☁⛄。まぶしい朝日に起こされて、バルコニーの温度計を見たらマイナス5度と、まだまだカッチィ~ンと凍ったままで、夕方から雪と言う予報。日中の最高気温がプラスになるのは元旦だそうだから、この寒波は「今年いっぱい続く」ってことか。といっても、その今年も今日、明日、あさってと、あと3日。

連休明けだけど、外はいたって静か。そうだよなあ、元旦が土曜日だから、月曜日が振替え休日になって、また3連休。間に3日有休を取れば、何と10日の大型連休だもんね。クリスマスが土曜日でまた4連休になるのは6年後だと思っていたけど、カレンダーを見たら、来年はクリスマスが日曜日なので、月曜日のボクシングデイに続く火曜日が振替え休日になって、イヴの土曜日から数えてまた4連休。しかも、大晦日が土曜日だから、2023年はまた3連休で始まって、その年はクリスマスが月曜日だから、土曜日から続けてまたまた4連休プラス翌年の元旦も月曜日で土曜日から3連休。来年、再来年と2年連続で「4連休+3連休」と言うわけで、来年中にコロナが退散して自由に旅行できるようになったら、いったいどんなことになるやら。

午後の買い物以外は特にしなければならないこともないので、何となく家の中をぶらぶら。窓から川の方を見ていたら、あれ、何か川面がやたらとキラキラしている。タグボートが残した波に日が当たって煌めいているんだと思ったけど、いつまで見ていてもキラキラが波に乗って動いている様子がない。不思議に思って、双眼鏡でよく見てみたら、あれ、川が凍っているみたい。よくよく見ていると、川面が氷に覆われているんじゃなくて、シート状の氷がゆぅ~っくりと川下の方へ動いているじゃないの。子供の時に生まれ故郷の釧路川の河口に大きな蓮氷がいくつもぷかぷかと浮いているのを幣舞橋から見ていた記憶が蘇って来て、何だか妙に懐かしい気分。川上のポートマン橋の方にズームインしてみると、川面が白く見える。上流で凍った河氷がここまで流れて来ているなんて、それほどすごい寒波だってことだな。









フレーザー川に氷の塊ができたのはきのうの夜からのようで、メディアには読者が投稿した写真がいっぱい。何でも昔は河口に近いニューウェストミンスターでもフレーザー川が硬く凍ってスケートができることがあったそうだけど、それは100年も昔の話。カレシが5歳くらいの頃には、バンクーバーのスタンレー公園のロスト・ラグーンが凍って、そこでお父さんにスケートを教わったそうだけど、今は人が氷の上を歩けるほどの硬さではないらしい。カレシ曰く、「あの頃はもっと寒かったような気がする。よく水道管が凍って、親父が床下にもぐって融かしてたよ」。ふむ、それって70年以上も前の話で、家だって今のような断熱性があったわけじゃないと思うけどね。私たちの最初のマイホームだって、1946年に建てられたもので、漆喰壁の中は断熱材なんか入っていなくてすかすか。まあ、そんなものはなかったのかもしれないけど、冬は寒かったね。暖房なんかクラシックな蛇腹の温水暖房で、地下に大きな石油ボイラーがあったっけ。元市長だった人が建てたそうだから、当時としては最新の設備だったんだろうけど、あんまり効率的じゃなかったな。

午後になって、しっかりと厚いパーカを着込んで買い物。ハンターのゴム長靴はソックスを履くときついので裸足のまま。それで外を歩いても、30分やそこらは足が凍えないから不思議。ハンターのは天然ゴム100%だからなのかな。これだけ寒いとマスクは店に着くまでに内側がべちゃついて、買い物を終わって帰って来る頃には外して振ると水滴が飛ぶくらい。子供の時に風邪の季節になるとガーゼのマスクをさせられて、厳寒のときは息が凍ってぐちゃぐちゃだったのを思い出すな。気候変動とか温暖化とか、いったいどうなっちゃったんだろう。今日はやたらと思いものを買ったもので、融雪塩で解けた歩道をカートを引っ張っていて、また肩を傷めてしまったみたい。サロンパスを貼っとかなくちゃ。ああ、やれやれ。早く春が来ないかなあ。