リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

クリスマスなんだからご馳走を作って楽しまなくちゃ

2021年12月25日 | 日々の風の吹くまま
12月24日(金曜日)。⛄☁☃☁。クリスマスイヴ。大雪注意報発令中で、朝からべっちゃ雪。目を覚ましたカレシがいの一番に「今日はご馳走を作る?」と来た。明日のクリスマスは日本から来ている若いカップルを招待してあるので、腕まくりしてご馳走を作る予定なんだけど、そうねえ、日本ではクリスマスイヴは恋人たちの日ってことになっているそうだし、かなぁ~り薹が立った2人だけど、何かちょこちょこっとおいしいものを作って祝うことにしようかな。

とすると、何がいいかなあ。明日のディナーに使う鴨の足や脂、フォアグラをフリーザーから出したついでに、食品の種類別に分けてあるバスケットを出しては、中身の点検。魚介類はいろいろあるけど、元旦のご馳走に使うつもりのものが多いので、今日はパス。カクテルアワーのアミューズブーシュにするつもりでフォアグラのパテを出したけど、あしたはけっこうこってりしたメニューだから、今日のメインはやっぱりシーフードということにして、前菜はムール貝をワインとクリームのソースで、メインはシーフードミックスを使ってリゾットというのはどうかな。きのうカレシがレッスンをしているイラン人のファルザネがトルコから送ってくれたサフロンが届いたところなので、少しだけリゾットに使ってみようかな。(ファルザネはイランから出たい一心で大学院留学を目指していて、最近やっと遠い親戚を頼ってトルコに行くことができて、現在はイスタンブールの工場で働きながら、英語を磨いてニュージーランドの大学に行くチャンスを待っているところ。)

イヴのメニューが決まったら、あしたのディナーでアミューズブーシュにする「トマト・エッセンス」を作る作業。火を通さないトマトのコンソメという表現があるけど、グレープトマトとバジリコの葉と塩コショウをチョッパーに入れて、ハンドミキサーで粗いピューレにしたのをこしただけの簡単なもの。ゆっくり滴らせてこして集めた汁を、さらにコーヒーのフィルターでクリアになるまでこすので、できあがるまでに何時間もかかるけど、金色の「スープ」はトマトの香りが凝縮して何とも言えない美味。グレープトマトやミニトマトの方がずっと濃くていい味になるけど、700グラムも使って、出来上がりはこれだけ・・・。



クリスマスのあしたは朝からキッチンで大忙しになりそう。お客を呼んでのクリスマスディナーは私たちにも初めてのような気がする。お客は2人ともワクチン接種済だし、私たちは3回目も済ませているし、4人なら制限の半分以下だから大丈夫だと思う。オミクロン株の勢いはBC州でも例外じゃなくて、先週は新規の感染者が400人前後だったのに、週明けに900人を超え、火曜日に1200人、水曜日に1500人、きのうはあっさり2000人を突破して、今日は2400人超という、猛烈な増え方。PCR検査はどの検査所も連日長蛇の列だそうだから、検査数が激増しただけ陽性も増えたと言う要素はあると思う。政府は高リスクの人を優先するために旅行や家族訪問のための検査は控えろと言ってるけど、クリスマスは離れて住んでいる家族が集まる時期なので、急な制限に合わせて予定を変えるよりも、陰性を確認して行こうと言う向きも多いのかもしれない。でも、すでに症状が出ている人も混じっている列に1時間も並ぶ方が感染するリスクが高いような気がするけどね。