リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雪景色の中で押し迫る1年の終わり

2021年12月31日 | 日々の風の吹くまま
12月30日(木曜日)。🌤☀⛅。うわぁ、降った、降った。ルーフデッキは開けたドアから手が届く範囲でちょっと吹きだまって30センチ、真ん中の浅いところでもたぶん20センチ以上は積もった感じ。シャベルがあったら、長靴を履いて出て行って、せっせと雪かきしてみたい気もするけど、シャベルですくった雪をどうするかが問題。えいやっと23階の手すりの外へ投げ飛ばすわけには行かないもの。十代の頃に厳寒で雪深い名寄と言うところに住んだことがあって、アルバムに私が竹箒で家の外の雪かきをしている写真がある。気温が低すぎて、積もった雪は軽くてふわふわだから、シャベルなんかいらなかったんだと思う。手袋をしたままでは雪玉を作れなくて、素手で雪を溶かしながら握っていたっけ。北極圏の方には「warm enough to snow」(雪でも降りそうなくらい暖かい)という表現があるそうで、うん、雪が雪として降るにはある程度の湿り気が湿り気として存在していないとダメってこと。







きのう流氷でいっぱいだったフレーザー川は、氷の上に雪が積もって、日が当たっているところはまぶしいくらいキラキラ。上流のラングレーからメープルリッジにかけての間では川幅いっぱいに凍結したんだそうで、それが割れて流れ出し、少しずつ分裂しながら下流のニューウェストまで下って来たんだそうな。でも、気温は上がって来ているから、河口に近づくころには融けているだろうな









窓から見る風景は、見渡す限りの雪景色。ゆうべ遅くには白くなっていた6番ストリートは、すっかりきれいに除雪されていて、交通に支障はなさそう。ニューウェストでは、市が雪が積もったときに除雪する道路に優先順を付けていて、そのトップはバス路線なので、夜のうちにどっさり融雪塩を撒いて行ったんだろうな。積雪なんてひと冬に何回もないから、そもそも除雪車がない。昔は鼻先に除雪用ブレードを取り付けたトラックを走らせていたもんだけど、力不足でちょっとした大雪になるとお手上げ。西側の7番ストリートはマンションの駐車場の出口があって、(バスが通る)6番アベニューのショッピングモールに通じるんだけど、バスが通っていないから優先順が少し低くて、除雪は後回し。ガソリンスタンドのそばを通る5番アベニューはもっと低いのでしっかり雪が積もったまま。、マンションの前は「H」の横棒みたいな1ブロックだけ道路で、半分は一方通行だから、歩道は商店やカフェが雪かきをするけど、車道は見向きもされないから、タイヤにかき回された雪でぐしゃぐしゃになって、渡るのにおっかなびっくり。

ニュースを読んでいたカレシが、「シャンペンが品不足で売り切れてるんだってさ。プロセッコも危ないらしいぞ」。あ、そういえばプロセッコをまだ買ってない。おととしあたりまではシャンペン(ヴーヴクリコ)だったけど、クルーズでプロセッコに出会ってからはあっさり乗り換え。最近はスパークリングワインの売れ行きがシャンペンを追い越したそうだし、売り切れたらタイヘンと角の酒屋に飛び込んだら、あら、何種類か何本も並んでいて売り切れそうには見えないなあ。まあ、ニューウェストはけっこう田舎っぽいから、シャンペンで新年を祝う人が少ないのかもね。どれにしようかなあとさんざん迷って、あまり安くない1本(Ogio)を選んでふと棚を見渡したら、おお、スペインはカタルーニャ産のスパークリングワイン、カヴァがあるじゃないの。はて、カレシがカヴァの方がいいなんて言い出したらどうしよぉ~と迷って、結局は明日の気分次第と言うことにして、カヴァの本家本元Raventosのも買ってしまった。あしたは大晦日。ご馳走メニューを考えなくちゃあ。