リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日で大寒波の中でのクリスマスの4連休が終わり

2021年12月29日 | 日々の風の吹くまま
12月28日(火曜日)。🌤🌥☁。何だかぐっすりよく眠たようで、カレシに小突かれて目を覚ましたら、もう8時半。バルコニーの温度計はマイナス8度。北極圏並みの寒さだけど、実はご本家の北極圏の方が暖かいんだって。やれやれ、東西だけじゃなくて、南北もひっくり返っているみたい。もしかして地球が傾いてしまったなんてことはないだろうな。なんて言うと、丸い地球がころんとひっくり返る、何ともマンガっぽい図を想像してしまうけど、宇宙船「地球号」は舵の不調で、あっちにふらふら、こっちによろよろってところ。

今日は日曜日だったボクシングデイの振替え休日。コロナのおかげであまり遊べないけど4連休。次のクリスマス4連休は2027年だって。今から6年後のクリスマスはどんな感じかな。コロナ後の世の中がどう変わるかによるし、6年の間に人生がどう展開するかにもよるだろうけど、この2021年と同じでないことは確かだと思う。そうじゃないと人間世界は立ち行かなくなってしまいかねないもの。それにしても、オミクロン株の勢いは想像を絶するという感じだけど、南アフリカでの研究によると、オミクロンに感染して抗体ができると、デルタ株も中和してしまうらしい。へえ、同じウィルス同士で潰し合いって感じだけど、ウィルスって元々競合するのは好きじゃないらしいから、とうとう「おまえは(オレとは)違う。うざい。消えろ。死ね」って段階に来たってことかな。何かすごぉ~く人間的な感じもしないではないけど、研究結果が妥当なら、オミクロンは思いのほかワクチンの機能も果たしているようで、やなやつだけど、ま、いっかぁということになるのかな。いやぁ、ほんとに、拡散の勢いを見ていたら、おいおい、くっつける人間がいなくなっちゃうぞと言いたくなるけど、いや、この場合は言わない方がいいか。

オミクロン株への感染がほんとに爆発と言っていいような増え方で、Arts Clubでも今上演中のミュージカルの出演者2人が検査で陽性になったため、残り2週間の上演予定をすべてキャンセルするとの発表があった。おそらくキャスト全員が濃厚接触者としてしばらく隔離しなければならなくなったんだと思う。感染した2人はほぼ無症状らしいから重症化する心配はなさそうだけど、精神的なショックは大きいだろうな。どちらもオミクロン株らしくて、ワクチンを2回接種していたのに感染したそうだから、まったく不運だったと言うしかないな。目に見えないウィルスはいつどこに浮遊しているかわからないから、いくらマスクをして、手を洗って、密を避けて、用心に用心を重ねていても、感染することは誰にでもあり得ることだと思う。それでも、ワクチンを接種して、ブースターを接種したら、後はマスク着用、手洗い励行、密回避を徹底するくらいくらいしか防衛手段はないんだけど。

昔から俗に「Lotus Land」(桃源郷)と呼ばれて来たバンクーバー圏は、西岸海洋性気候帯にあって、夏は冷涼(少雨)、冬は温暖(多雨)なところだから、建築基準法や条例もLotus Land仕様。おかげで普通の住宅は夏の猛暑、冬の厳寒に対しては無防備に近い状態で、寒波が来るとあちこちで水道管が凍結したり、破裂したりする騒ぎになる。めったにないことだから改善しようと言う動機付けにもならず、のど元過ぎれば何とやら。(ちょっと雪が積もるたびに雪かきシャベルが売り切れるのと同じことかな。)でも、今回はマイナス2ケタの記録的な寒波なもので、配管や暖房設備の業者は連日てんてこまいで悲鳴を上げているそうな。水道が止まって困るのは夏冬関係ないけど、この寒波の最中に暖房がなくなってしまったら、下手をすると命に係わりかねない。ある配管業者は助けを求める電話が30時間の間に180件以上も来て、ホリデイシーズンでテクニシャン半分が休みを取っているところにふだんの3倍から4倍も殺到する修理依頼にお手上げだとか。ま、この寒波も明日までらしいけど、ルーフデッキのプランターですやすや眠っている天使くん、寒くないのかなあ。