【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春の香りに心躍らせて・・

2009-04-04 15:55:55 | ハーブと香り雑学


   今朝は早くもお天気、下り坂・・。本当の真珠色の空でした。
  本当の・・なんて言い回しも、おかしな表現ですが・・。

   曇り空です。お昼前からポツポツ雨も・・。
  今は、静かな雨が降っています。

   「時々夕方になると、
  この庭に幻影のような不思議な匂いが、漂って来ますね。」
   「どの花から匂って来るのか僕にはどうしても分からないんですよ。
  捉えどころがなく、そこはかとなく漂い、素晴らしくいい匂いです。」

                                         【「アンの夢の家」 第38章】

     我庭も、これほどではありませんが、
    今年の春は、今まで以上に春の香りを感じております。

   菫(すみれ)もそうですが、金色の水仙やジュリアン等など・・
  これまで、あまり香りを感じなかった、それにも感じたり・・。

   尤も、ハーブ類も年々、その数を増やしていますから、
  そのせいも、あるのかも知れませんね。
 
   でも、ついうっかり庭に出て、思わず長居・・という事が多くなりました。
  慌てて帽子を取りに戻る事が、多くなっています。

   「アンは、目が覚めていれば庭に出て、
  1分1秒を楽しんだ。」
                         【「赤毛のアン」 第9章】
  もう、こんな状態は、私にとってはご法度ですものね。

   そうそう余談ですが、“じょうろ”。
  水やりに欠かせないそれも、ちょっとクラシカルな物で凝ってみたり・・。

   ところで、それを漢字で書くと 「如雨露」
  何と風情があって、ロマンティックなのでしょう。

   漢字って、「想像の余地」 が膨らみますね。
  たったそれだけの事で・・中原淳一の世界が、広がるような気がします。
  水やりさえも着物の袂(たもと)を持って、おしとやかに・・。~なんて。

      



   こちらは近所の桜です。まだ満開には程遠いのですが・・。
  待ち切れなくて、パチリ! 雨が降り出して来て、早々に退散です。