【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

香りが奏でる空間

2009-04-30 18:48:58 | ハーブと香り雑学


     連日、快晴が続きます。
    カラッとした本当に爽やかな天気。

     ここに来て俄かに瑞々しさを増した緑が、
    気持ち良さそうに風に揺れ、時折鶯(ウグイス)の鳴き声も。

     (昨日もそうですが)昼間の寒さはなくなりましたが、
    まだまだ朝晩は、かなり冷えます。

     今朝の気温も15℃。
    明日からもう5月ですのに・・未だに3月の気候なのですね。

     “季節を喜ぶ人になる。暑い、寒いと文句を言わない。
    そこから始まる暮らしを楽しむ美意識。
    そこから広がる幸せ。”


   ところで、こちらのこの言葉・・どなたの言葉でしたっけ・・?
  以前の手帖を何気に、パラパラとめくっていましたら・・。
  書き留めていたものを見つけたものです。

   この暑い、寒い云々は亡くなった祖母の口癖でもありましたが、
  同時に、みのもんたさんも良く仰っていらっしゃいますね。
  彼も確か、尊敬する方からお聞きしたと・・耳にした事があります。

     ところで昨日、思いがけない事が・・。
    玄関先の 「羽衣ジャスミン」 から遅れる事、10日余り・・。

     南側に置いていたそれが開花して1週間は、
    ゆうに経ちましたでしょうか・・。

     庭に出てみますと・・そのうちの1本が、
    まるでハサミで切ったように、短くポッキリ折れているのです。

   開花したものも、蕾のものも・・。どうしてこうなったのか、全く分かりません。
  風に吹かれて・・というのでもなさそうです。

   悲しいけれど、訳の分からぬまま、その折れた花を花瓶に挿しました。
  するとどうでしょう。素敵な香りが、プ~ンと辺り一面に立ち込めました。

   アロマオイルを焚いた時に、勝るとも劣らない・・。いいえ、それ以上。
  外から帰宅した時も優しい香りと共に、迎えてくれるのです。

   ほっと心和む瞬間。優しい空気。思わぬ効用でした。
  2日目の今日も、その香りは健在です。何が幸いするか分かりませんね。

   “「凄く、いい匂いのする晩じゃない?」 
  デイヴィーは嬉しそうに鼻をくんくんさせながら、
  汚れた手でくわを振り回した。”
             【「アンの青春」 第24章】

   夕方になると、殊の外、嗅覚が研ぎ澄まされるのかも知れませんね。
  家の外は、ラベンダーやローズゼラニウム、中は羽衣ジャスミンのお陰・・。

   デイヴィーならずとも、“いい匂いのする晩じゃない?” と、
  思い切り、はしゃぎたくもなるというものです。