
昨日の雨は、朝には上がっていました。
「雨上がりの朝は、空気がピカピカ光っているわ。」
そんな アン の言葉を待つまでもなく、空気は綺麗なのですが、
今朝も真珠色の空です。晴れていますのに、青空は見えません。
しかしながら・・花冷えからは、やっと解放されました。



ように庭先に目を
やりますと・・。
もう咲いて、随分に
なります、青紫の
風信子(ヒヤシンス)。
未だに咲いているのが見えます。
蔓日々草は今、まさに開かんばかり。
薄紫色のラベンダーは、後もう少し・・。
時間の問題ですね。
チューリップも、遅れを取るまいと・・
必死? です。こうなりますと・・。
見ているこちらまで力が入ります。
青い空は見えませんが、“ちょっと頭を
ヒヤシンス” ~なんて、青い花たちが空の
代わりに癒やしてくれるのですね。
ところで今日は、つい先ほどまで来客。
本当は、ブログどころではないのですが、今こうしてしたためています。
これって、一体・・? 熱心なのでは、決してありません。
1度やめてしまいますと、私の性格ですから、このままずるずる・・となりそうで、
それが怖いというのが、本音なのかも知れません。




今日は、ヘッセの詩集から・・。今の季節にぴったりの詩です。
春
若い雲が静かに青空を走って行く
子供たちは歌い、花は草の中で笑う。
どちらを見ても、私の疲れた目は、
本で読んだことを忘れたいと願う。
ほんとに、本で読んだむずかしいことは
みんな溶け去って、冬の悪夢に過ぎなかった。
私の目はさわやかに癒やされて、
新しいわきでる造花を見つめる。
だが、凡そ美しいもののはかなさについて
私自身の心の中に書き記されているものは
春から春へながらえて
どんな風にも吹き消されはしない。
~ヘッセ詩集より(高橋 健二訳)