【まるで万華鏡】
「・・・ 露 を散りばめた 蜘蛛の巣 が どんなに美しいものか、 私知らずにしまったかも知れないわ。 ご覧なさい ―― あの背の高い 羽毛のような2本の草の間で揺れているわ」 「詩 を作んなさいよ」 と、イルゼは嘲笑した。 【「エミリーはのぼる」 第13章】 |
起床時から暫くの間は、ごく弱い雨が降ったりやんだり。
それでも午前10時頃からはやんでいる間隔が長くなり、
午後になってからは太陽も。
その分、昨日よりは少々蒸し暑くなりました。
昨日は、やはり9月下旬の気候だったようです。
それにしても台風12号は、凄まじい爪痕を残して去ったのですね。
局地的な豪雨。今年ほど、その現実を目(ま)の当たりにした事はありません。
それは同じ市内でも。
山側と平野部では全く様相を異にしていた事もありましたから。
そんな天気ではありましたが、
雨上がりならではの神秘も。
上記の エミリー ではありませんが、
「雨粒の宝石を付けた蜘蛛の巣が
どんなに美しいものか・・」
~なんて言いたくなります。
雨粒の宝石が真珠の首飾りだったり、
キラキラ光るダイヤモンドだったり。
おまけにキラキラ宝石の後は、
これこそ妖精が織ったに違いないと
思わせる虹の糸!
ファインダーの世界は、
まさに万華鏡そのものです。