【「風船葛(フウセンカズラ)」】
↑ 【「紫蘇(シソ)」の花】 ↓
雨が降って ・・・ 降って ・・・ 降り抜いた ・・・ 「世界がもう1度乾く事があるかしら?」 と、ダイが絶望して呻いた。 【「炉辺荘のアン」 第29章】 |
【風船葛】
朝から台風一過の青空とは、
なかなか行きません。
太陽が輝いたのは、
お昼近くになってから。
でもその空は時折、
ハラッと涙をこぼしたり・・。
今度は再び笑顔に。
どうやら今日1日の空は、ちょっぴり
不機嫌だったり我儘だったようです。
ところで今回の台風(15号)。
前回の12号と同様、凄まじい爪痕を
残して立ち去りましたね。
それにしても今年の天候、
一体、どうしてしまったのでしょう。
今年は “雨が降り抜いた” 夏
でしたが、かと言って雨が全然降らない
日照り続きの夏も困りますものね。
いつの間にか肌に当たる風は、もうすっかり秋の風。
前述のように、大きな爪痕を残した台風ですが、
秋だけは忘れずに、連れて来てくれたようです。
【「枸杞(クコ)」の花】
さて、今日の写真。
それにしても小さな花ばかりですね。
待ちに待った、「風船葛」 の “緑の風船” が、
膨らめば、「紫蘇」 も同様に小さな小さな花を咲かせました。
そして 「枸杞(クコ)」 は、ピンクの花を。
例に洩れず、これも直径1センチの小さな花。
でも、風船葛や紫蘇の花よりは若干大きいです。
ところで “あなたと一緒に飛びたい”
~なんて、ロマンティックな花言葉を持つ 「風船葛」。
因みに 「枸杞(クコ)」 は “お互いに忘れましょう”。
どうやら “過去を水に流す”・・ という事のようです。
紫蘇に至っては、“善良な家風” とか。
善良な家風・・? でも家風に “邪悪な家風” ってあるのかしら・・?
こちらは今日の暮れ泥(なず)む空。瞬時に変わるそれは刹那の空でも。
漸(ようや)く台風一過の空・・というようになって来たようです。
明日は、秋晴れのようですね。